オーストラリアの未来は二つに割れている。

この展望は、CSIRO によって発表された。

ひとつは、裕福な国家として熟成していくというもの。

もうひとつは、どんどんと落ちぶれ続けていき、どうしようもなくなるというものだ。

 

極端な二つの展望

 

どうして?

 

これは、オーストラリアの置かれている位置からみる、チャレンジにその答えを 求めることができる。

このCSIROのレポート通りに成功する可能性もたくさんあるが、反対の結果になる可能性も十分にある。

というものだ。

 

5つのキーエリアが重要にみえてくる。

 

世界の平均よりもオーストラリアの生活スタンダードは36% 高い。

GDPがこのまま増え続けていくならば、だ。

 

9割の人口の給料がインフレーションとともに上昇し続けるならば、というのが二つ目。

 

電気ガス代が64%下がると言うことも条件の三つ目にある。

 

いずれにせよ自然再生エネルギーが100%になる2050年への計画が実行されれば、という未来図だ。

さらにはバッテリーの改良により、蓄電率が今よりもっと良くなると言う条件もつく。

 

新しいテクノロジーの開発によりビジネスモデルが変わっていく・・・つまり、生産性が上がり、かつ、テクノロジーの変化にともない従業員の教育が行き届いているという条件もつく。

 

2060年のオーストラリアの人口は4100万人になる。

オーストラリアの文化のシフト(変化)も進むだろう。

信用と尊敬がお互いを支える価値観として、(かつて、そうであったように) 今の失われて壊れてしまった価値観にとって代わらなければならない。

 

・・・と

まあ、絵に描いた餅の話だ。

 

実際のところ、現在のオーストラリアには、先月トランプ大統領が演説をした空母ワスプがシドニー湾のガーデンアイランドに到着している。

同じその港のには、ほんの2週間まえ、中国の護衛艦が三隻停泊していた。

 

まるで、世界の縮図だが、ワスプが立ち寄っているのには理由がある。

F35 オスプレイを積み、600のベッドを備えた病院施設をもち、そこには4つの手術室もある。

マックガバーン船長は、胸を張って、「永遠に前線で活躍できる世界で唯一の船だ」と言う。

象徴的なパワーバランスの競争の幕開けとなるのは間違いないだろう。

そのパワー競争とは 対中国、ロシアに対する アメリカ合衆国、 オーストラリア ニュージーランド、イギリス カナダ そして 日本の6か国だ。

 

世界が確実に戦争に向かっているという証拠はない。

だが、自由と民主主義を守りたいと願う人が街頭にあふれている香港をみながら、世界の人々はその価値について考えるはずだ。