シドニーの英語学校で

留学生に英語を教えています。

 

先日の記事の続きです。

 

 

英語学習は

基礎と

螺旋(らせん)階段のような

積み重ね学習が大事。

 

らせん階段のような学習とは、

学んだことを復習しつつ、

少し先の内容を学んでいくということ。

 

一度学んだことを

再び学ぶことを、

嫌がる学生がいます。

 

一度学んだら、

そのことは

全て理解している。。。と

考えているんじゃないかな。

 

ですが、

一部の言語能力が極めて高い

学生以外は、

一回できっちりと

理解していくことって

なかなかないんです。

 

忘れてちゃうってことです。

 

私のクラスでは復習を、

これでもか!

というくらいします。

 

授業の最初の1時間、

時にはそれ以上かけて

復習をします。

 

前日だけでなく、

それより前に学んだことも

復習します。

 

そうすることで、

記憶の定着を目指します。

 

同じ内容では飽きてしまうので、

提示を変えます。

 

例えば

英語学習初心者で、

家の中にある物の単語がトピックだったとしたら。。。

 

1. 単語に関する様々なタスクができる

ワークシート

 

2. 単語を使ってスピーキング。

(家の中にある物を、相手に伝える)

 

相手が話すことを聞けば、

リスニングにもなる。

 

学んだ単語以外の単語を

使うこともあるでしょう。

   ↓

語彙が増える。

 

3. ライティング

   ↓

家の中にあるものを紹介する 。

今まで学んだ文型・形容詞等をフルに使い、

表現力豊かに書く。

 

4. ゲーム

   ↓

kahoot! 

クロスワード

アルファベットを並び換えて

単語を作る、等

 

1. のワークシートに関しては、

テキストブックに付随するものと

外部からダウンロードして使うものがあります。

 

テキストブックの

ユニットがある程度進んだら、

それまでの復習を

定期的にします。

 

しつこいくらい ニコニコ

 

ですが

その成果で、

私のクラスの学生は

ほぼ全て、

コース終わりのテストに合格し、

進級していきます。

 

(コースの終わりのほうで

途中入学してきた学生は除く)

 

他のクラスだと、

半分くらいの学生が

テストに合格できず、

同じレベルに残っているんですよね。。。

 

ということで、

子ども英語の積み重ね学習についても、

後日記事にします。

 

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ありがとうございます。

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