なでしこジャパン「目標達成のプロセス」 | ビューティービジネスプロデューサーD→START社長ブログ

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あの・・・

『なでしこジャパン』の佐々木則夫監督の講演を拝聴した。

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テーマは


『目標達成のプロセス』


なでしこジャパンを監督として率いて7年。

佐々木監督のすごさ=人間力が滲み出る素晴らしい講演だった。


「夢があるから強くなる!」

3月11日ポルトガル遠征から成田空港に帰国した「なでしこジャパン」は

選手コーチが各地へ帰途に着く途中に東日本大震災にみまわれた。


震災があり、「ひょっとしてワールドカップ出場は無理なのではないだろうか?」と全員が思ったという。当然、練習も十分にできる環境に無い中各々各地で練習を積みワールドカップに備えたという。


佐々木監督曰く

「ワールドカップ優勝のバックボーンは震災があったこと。」

国内で十分な練習もできなかった中、本番を迎え「サッカーができる喜びを全員が感じたこと」


また

日本を代表して世界に向けて

“日本は元気です!”をアピールすること。

この逆境を覆すエネルギーがチームを強くした。

まさに「ピンチをチャンスに変えた」わけである。




受講者は経営者が中心ということで、監督とコーチのあり方について話題は触れられた。監督とコーチがいかに選手の能力を引き出し、ピッチで最高の仕事をさせるか?やはり、そこには緻密に計算された監督+コーチのチームプレーがあった。


コーチとは?

「馬車でお客さんを目的地まで乗せていくこと」であるが、まさに選手主導で自主的に練習から試合までを指導するスタイルがそこにはあった。指針である攻守にアクションを起こさせることを忠実に注力し、実践されていた。

佐々木監督は選手はお客さんと例えていたが、そのマネジメントに流石に光るものがあった。


ミーティングのやりかたも工夫がある。

例えば、選手との問答のしかたにも選手主導、特に発言しにくい若手、中堅選手が発言しやすい環境づくりなど工夫やテクニックがあった。また、さらにチーム力をつけていくために、コーチは監督と選手の間のパイプ役として監督の意思を選手に伝えること、選手の思いを把握し監督に通訳する力なども緻密に考えられている。

また、その選手とのミーティングを進めるうえでの監督とコーチのミーティングも徹底されている。

サッカーというスポーツの中で組織化された役割の中で各人がしっかり任務を果たして最高のチーム作りに寄与している。



さて、「なでしこジャパン」の“VISON”について話が触れられた。

なでしこVISION



  「世界のなでしこになる」


以前は、世界、とりわけアメリカ、ヨーロッパのチームには全く相手にされていなかったところから「世界のなでしこジャパン」をVISONに置きチャレンジしてきている。


なでしこらしさとは?


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ひたむき


芯が強い


明るい


礼儀正しい

特に最後の礼儀正しいはすごい!


ワールドカップ史上初

優勝とフェアプレー賞を獲得したそうである。

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素晴らしいことである。

また、

相手(敵とは言わない)

        リスペクトすること


要するに大切に思うことを指導している。

まさに、スポーツマン精神であるし、フェアプレー賞獲得に相応しい。



そして、佐々木監督が監督をする上でのモットーは・・・


「女子サッカーにイノベーションを興す!」

        攻守にアクションするなでしこサッカー



1.責任

2.情熱

3.誠実さ

4.忍耐

5.論理的分析思考

6.適応能力

7.勇気

8.知識

9.謙虚

10.パーソナリティ


そして・・・


11.コミュニケーション(説明スキル)


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11.コミュニケーション(説明スキル)を表すエピソードとして

決勝のアメリカ戦の澤選手のコーナーキックからの同点ゴールは、あのプレーに入る直前のピッチでの短時間に3人で戦術を決めたそうである。

あの場面でとっさに選手同士が戦術を決め、実際に結果を出し優勝をもたらせている。


最後に・・・

失敗を恐れなかった時

サッカーが変わる。


成功の反対・・・失敗ではなく、チャレンジしなかったこと




そして・・・





共有のコンセプト・目標・夢


   人格としての高揚





コーチをする人・・・


   学ぶこと。

  学ぶことをやめない人。



と締めくくった。



失敗を恐れずチャレンジすること。

人格としての高揚を図るために、学びをやめないこと


肝に銘じたい!!







iPhoneからの投稿

そして、それを実現するために明確な考え方、指針があり、コーチ選手に浸透を図っている。