リリパットとブレフスキュ
眼が悪いと夜景が綺麗らしいね。
なんて言いますが、
そうですかね、という、話。
例えば。
食事中。
外食としましょうか。
別段、そうでなくてもいいのですが。
向こうのテーブルに、
とてもいい表情をして食事をするひとがいて、
それを見て、嬉しい気持ちになったとしましょう。
私は目が悪い。
それでも、遠めに見た、かの人の表情は
非常に輝いて見えた、と。
そばによって見れば、
正直、そんなに美しいとは思えない
容貌なのかも知れぬ。
なんて、ね。
しかして。
どれほどの美人であっても、
その毛穴の深く、そこには汚れしかなく、
なんの美しさもない、と。
こんなことをいっていたのは、
なんという作品であったことだったか。
等身、うむ。
どこに「美しさ」はあるのかね。
視力があまり優れずとも、
裸眼で生活している私としましては、
たまに、
そうはいっても、
はっきりと輝く星々やネオンを
しっかりと見定めたい。
なんて、思ったりもするのですよ。
この、スモッグがかかった東京の夜空にだって、ね。
バカの壁のこっち側
一ヶ月ほどの不精。
帰省(それに近いもの)やら、
ネット接続環境のトラブルやら、
まぁそんなものに引きずられたこともあっての、
おひさしぶりなわけです。
そうそう、暑さにやられていたという理由も。
「ユビキタス社会」なんて言葉が、
なんとなく出回っていたころもありましたが、
携帯電話が好きでない自分としては
それもどうかねぇなんて思っていたのですけども。
旅先でのネット環境の不備による不便を不覚にも痛感。
それこそ一昔前の、携帯電話が存在しなかったころは、
旅先での連絡に八苦したのもでしたけども、
まぁ、そんなようなことだろうと思いつつ、
そんなようにまた、解決されてゆくのでしょう。
どこにいてもインターネット常時接続の時代。
か。
今の電話が常時接続の現状は、
受信待受の義務が発生してる。
着メロが鳴ったら、
レスポンスを返さないと、
職務怠慢の人間放棄と見なされてしまうってことだ。
パケットによるサイト利用をおろそかにして、
情報収集を行わなかった場合も、然り。
さて。
ならば、インターネットも常時接続、
部屋の外にいてもオンラインということになると、
どうなるか。
今度は、どこにいても、
大量な情報の送信が可能になるというわけだから、
どこにいても、
情報送信の義務を持ち続けるんじゃないのということよ。
つまり、入力と出力のどちらにも、
即時性の色濃い、ノルマが生じるんじゃないかという危惧を
申し上げているわけよ。
剣呑、剣呑。
いやいや。
そんなに指先に変調を来たされても、なぁ。
なんて、同意を求めるも、
季節はずれの扇風機は、
首を縦に振ってはくれない。
報告に代えて
ちょいと息切れしておりましたが。
まぁ、ほら、
なんだか忙しい時期なんだし。
ちょいとした会合に出席してきまして。
固定観念を棄てろ、
という話になって、
そのことは多少、心がけていたつもりだったのだが、
「100円玉を、捨ててみなさい」
なんて、問いかけがあった。
「できないもんだ」
