二眼レフカメラ AIRESFLEX  その3 | ハルハレラボ(写真工房 松江市)のブログ

ハルハレラボ(写真工房 松江市)のブログ

フィルム写真をメインに、日々感じたこと書いていきます。
松江市 写真工房0852-31-8446では、撮影からフィルム現像、デジカメプリントしてます


今日もななちゃんの写真から

 
なぜか、狭い所が好きです。


二眼レフカメラ AIRESFLEX の続き

まだまだお付き合いください。

 

それでは、フィルムを装填してみましょう

使用フィルムは、ブローニーフィルムです。

後で出てきます。

まず、カメラの裏蓋を開けます。

大抵の、フィルムカメラはカメラの裏を開けるのですが

さらに古いカメラは底を開けます。(以前紹介した RICOH 35 デラックスも底が開きました)

底の部分

 
 白黒の爪状の物を、左に回し
上に出ている物を引っ張ると
蓋が開きます。

 
 
さらに完全に開けると

 奥にあるレンズ部分から光が入り手前にフィルムがあります。
(今はありませんが)

 
 底の部分にフィルムを入れますが
開けた時、以前のフィルムのスプール(フィルムの巻き芯)が
トイレットペーパーの巻き芯と同じで使い終わった後、巻き芯が残っています。
トイレットペーパーと違うのはこのスプールを捨ててはいけません。
このスプールを、次のフィルムの巻き取り用の芯に使います。


 
 
蓋を開けたままフィルムを巻いていくと
スタートマークが出てきます。
スタートマークをカメラのマークに合わせて蓋を閉めます。


閉めると、フィルムを巻くに従って
カウンターが動いて、①が出てきます。

残念ながら、カウンターが壊れているようです。
数字が出てきません。
古いカメラでは、カメラの後ろに赤い色をしたのぞき窓があり、
その窓からフィルムの裏紙に印刷してある数字を読み取って
コマを確認できるのですが、このカメラには裏窓がありません。

そのため、勘だけを頼りにフィルムを巻いていきます。
昔は1日に何本もブローニーフィルムで撮影していました。
1年でも数100本使っているので、だいたい1コマ目はこのあたりとわかります。

露出計もありませんので、
屋内で、iso 400 でシャッタースピード1秒で絞り開放で撮ってみます。
これも勘です。
1コマ目を撮影しました。

その後が問題です。
何回まけば次のコマになるのか?
1回巻くとカチッと音がします。2回巻いてみましょう。カチッ、カチッ。
何度か写してみますが、何か送りが足りないような
次は、3回。カチッ、カチッ、カチッ。
最後は4回。なんかこれがしっくりくるような気がします。

ブローニー120でこのカメラなら、本来は12コマ撮影ができます。
何回シャッターを切ったでしょうか。
巻き取りの力が急に軽くなります。
それがフィルムが終わった合図です。

裏蓋を開けて、フィルムを取り出すと
 
こんな感じです。 


カメラには、皮のケースが付いていますが、

 
 ケースがあると、フィルム交換は結構めんどくさいです。


本日はここまでといたします。

最後までご覧いただきありがとうございました。