MET、過去のHDシリーズを無料配信 | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、現在、世界中の劇場が閉鎖に追い込まれていますがMETも例外ではありません。

 

そんな中、METが過去のLive in HDシリーズを無料配信するとの発表がありました。

全体の詳しいスケジュールはこちらご覧いただくとして、ここではDimaが出演したものの情報のみとなることをご了承ください。

 

 

ダイヤグリーン Verdi : Il Trovatore (2015年10月3日) 

    共演:ネトレプコ、リー、ザジック 指揮:アルミリアート

    3/18 (水) 午後7:30開始 (日本時間:19日午前8:30) 

 

 

 

ダイヤグリーン Tchaikovsky : Eugene Onegin (2007年2月24日) 

    共演:フレミング、ヴァルガス 指揮:ゲルギエフ

    3/22 (日) 午後7:30開始 (日本時間:23日午前8:30

 

 

 

なお、それぞれ配信開始後、20時間は無料で視聴可能とのことです。

(私のHPのBroadcastページにもまとめています。)

 

 

7日間の日替わり配信のうち、Dimaの出演作品が2演目も選ばれています。これには驚きました。

しかも、彼の代名詞であるオネーギンと、彼のMETでの最後のオペラ出演となったトロヴァ。

 

METが今でも彼を愛してくれていること、そして、METの観客も彼を愛してくれていることの表れでしょうか…とても嬉しく思います。

 

ちなみに、オネーギンのNY配信日はDimaの月命日でもあります…。

 

 

最近はパリ・オペラ座バレエ団の来日公演により、「オネーギン」の話題も多く聞かれました。

パリオペの美しすぎるダンサーによる「オネーギン」がスタンダードになっているバレエファンには、オペラ歌手による「オネーギン」は満足されないかもしれませんが、是非この「オネーギン」もご覧いただきたいと強く願っております。

 

言うまでもありませんが、もちろん私にとってのオネーギンはDimaだけです。

どんなに美しいダンサーが踊っても、どんなに美声のバリトンが演じても、この2007年METの舞台によるDimaのオネーギンを超えるものはありません。