Dima、ありがとう。そして、安らかに。 | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

もう皆さんご存知のことと思いますが、ホロストフスキーが旅立ってしまいました。

 

ロンドン時間の11月22日、午前3時20分、彼の自宅近くのホスピスにて、家族に囲まれて穏やかに亡くなったとのことです。

 

 

 

既に各方面から追悼コメントなどが出ていますが、それらを目にするのはとても辛く、ここで皆様に紹介することができないことをお許しください。

 

1つだけ、ここで皆様にお知らせしたいのは、彼が遺言を残していたということです。 (Sputnik日本

 

【遺体は荼毘に付し、遺骨の一部はモスクワに、あとの半分はクラスノヤルスクに埋葬してほしい】

 

やっぱり彼はロシア人、そしてシベリア人です。

彼の心は常にロシアにあったのです。

 

1年の半分はロシアでのツアーだったような気がしますが、決してお金のためだけではなかったのだと思います。

ロシアで歌うことに喜びを感じていたのです。

 

埋葬の件は、最終的に奥様のフローレンスさんが判断するそうです。

 

荼毘に付されてしまうのは悲しいし、ロンドンに遺骨がないのはご家族としてはやりきれないでしょうが、彼の気持ちを是非受け止めてあげてほしいと思います。

 

当然のことですが、彼は自分の死期が近いことを悟っていました。

いつからその覚悟だったのかはわかりません。

 

とても歌えるような状態ではなかった、6月のクラスノヤルスクでのコンサート。

彼はコンサート後のスピーチで、涙を抑えることができませんでした。

そして、「また戻ってくる!」と言った。

 

これが全てだったような気がします。

 

あの時こうしてれば良かった、あれが良くなかった、色々思うことはありますが、Dimaはきっと後悔していないと思います。

 

やり遂げた、精一杯生きた、そう思っていると思います。

そう思いたいです。

 

本当は彼の歌や笑顔でお別れの記事を締めくくりたいところですが、彼の笑顔の写真、あの素晴らしい歌声が漏れ聴こえてくるだけで、今はとてもとても辛いので、どうかこの気持ちをお察しいただければ・・と思います。

 

Dimaには感謝の気持ちしかありません。

 

私はこの14年半、Dima一色の毎日でした。

彼のいない人生なんて考えたこともありませんでした。

 

明日から何を生き甲斐にしていいか、途方に暮れていますが、Dimaの歌に囲まれて送る生活を再び取り戻せるよう、時間がかかっても努力していきたいと思います。

 

Dimaはいつまでも私たちの心の中にいます。

彼の歌を聴かなくなってしまったら・・・きっと、それは彼が一番悲しむこと。

 

彼の歌で幸せになったあの時に、きっと戻れる日が来ると信じて、明日から生きていきたいと思います。

 

涙が止まりませんが・・・・もう一度。

 

Dima、本当に今までありがとう!

何度ありがとうと言っても足りないくらい、あなたには感謝しています。

毎日幸せでした。

2年半、辛かったよね、苦しかったよね。

今度は天国でたくさんの人を幸せにしてあげてね。

 

本当に今までありがとう。

そして・・・さようなら。