年を越してまだ続きます
ロシアのファンサイトに、昨年12月4日にトビリシで行われたチャリティーコンサートから、数曲のビデオクリップがupされていました♪
こちらから見られます。
upされていたのは、次の5つのクリップ。
「ドン・カルロ」からロドリーゴのアリア
「エフゲニー・オネーギン」からファイナル・シーン(共演:タマール・イヴェリ)
ロシア民謡「黒い瞳」
ロシア民謡「ノーチェンカ」
そして、コンサートのフィナーレ(ホロストフスキー、グルジア語で何か言わされてます)
MET「シモン・ボッカネグラ」のラジオ放送を前にして、新しいビデオクリップを堪能できて幸せでございます
この声・・・やっぱり好きなんですよね~。
しかし・・・グルジアのオケ・・・・はっきり言って下手っぴ~ではないですか
ロドリーゴのアリアで、いきなり金管が気の抜けた音を発した時にはガックリでしたよ・・・。
最初だけかと思ったら、ずっとその調子だし
ご飯食べてきたか!!??
そんなオケをものともせず、マイペースに歌い続けるホロストフスキー。
やっぱりプロですな。
私なんか笑いが止まらなくなるわ、きっと。
タマちゃんことイヴェリとのオネーギンの二重唱。
タマちゃんの声、ふくよかで温かみがあって好きかも。
タマちゃんはタマちゃんで、DimaはDimaでそれぞれ良いな~と思ったのですが、2人が歌うことで1+1が3になるような効果は生まれなかったかも。
もちろん、もっとリハーサルを重ねていけば違うものになるのでしょうが。
「黒い瞳」は他の追随を許さない!と、私は思っています。
お決まりの、両手を上に挙げるポーズは今回も健在(笑)
ただ、やっぱりオケが彼のテンポについていけてないような気がしました。
「黒い瞳」に関しては、彼のテンポ感は独特ではあるものの、大体いつも同じように歌っているので、1回聴けばついていけると思うんですけどね~。
・・・というのは、ファンの思い込みかもしれませんが。
「ノーチェンカ」の前に、珍しくスピーチしてます。
スピーチの後、すっごい熱狂的な拍手がおきて、ちょっと感動してしまいました。
グルジアとロシアは、今仲が悪いって言われていますが、ホロストフスキーは少なくともこの会場では受け入れてもらえたんだな~と。
両国の友好の架け橋になるといいなと思います。
ノーチェンカ・・久しぶりに堪能させていただきました。お腹いっぱい
ア・カペラで歌うって、自信ないとできないよね~。
彼の十八番の一曲であり、ファンはいつも待ち焦がれている曲でもあります。
今回オケがイマイチだったから、ア・カペラで堪能できる曲があって良かった(笑)
家にCDの訳詞があったので、ノーチェンカの日本語訳を載せておきます。(訳:藤森数彦氏)
ああ おまえ 愛しい夜 暗い夜よ Ah, ty, nochen'ka, nochka t'omnaja,
暗い夜よ 秋の夜よ Nochka t'omnaja, oj noch asenn'aja.
誰と一緒に この夜を この秋の夜を S kem-ta ja nochen'ku, s kem asenn'uju
この雨のふる夜を 過ごそうか S kem ja dazhdlivuju karatat' budu?
6月のMET来日公演の期待を込めてロドリーゴのアリアを、そして、ファンでないと聴く機会が少ないであろう彼の「ノーチェンカ」、計2曲をご紹介させていただきました♪