クラシック三昧&嬉しいニュース | Добро пожаловать!

Добро пожаловать!

ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

皆さん、あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨日の大晦日は、紅白も見ずに(評判良かったようですね!)、PCに張り付いていたり、NHK教育TVで放送していた「クラシック・ハイライト2007」を見ていたり。

「クラシック・ハイライト」って、1980年代から90年代にかけて、大晦日に放送されていた、「音楽ハイライト」が復活したのかな?と思っていましたが、ちょっと違いましたね。

「音楽ハイライト」は、一つのステージを、2分ほどしか取り上げない分、取り上げる公演の数が多かったのですが、今回の「クラシック・ハイライト」は、ピックアップされたステージは、10分ぐらい放送していて、見ごたえはありましたが、全体としての数は少なかったです。

でも、「音楽ハイライト」は、その年の傾向とか、ちょっと横道にそれた話題もあったし、どっちが良かったかは、好みが分かれるところです。

オーケストラ部門では、アシュケナージの指揮を見て、う~~ん・・・。
この人は、ピアノを弾いていたほうが、ずっとずっといいと思う。
指揮のことはよくわからないのですが、どうも、見た目が。

指揮者って、オーラというか、カリスマ性というか、そういうものが必要だと思うんですが、彼は人柄が良すぎるのか、『おじさんが飛び入りで指揮をやってみた』って感じがしてしまうんですよね・・・・。

ま、余計なお世話ですが。

デュティユーの世界初演「LE TEMPS L’HORLOGE」が、小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ、そしてルネ・フレミングの歌で演奏されたとか。

フレミングは、こういう現代曲がよく合うような気がしました。
彼女の持つ、独特な味わいのある声が、不思議な音楽とマッチするんです。
ひょっとして、プーランクの『声』とかも、いいんじゃないかしら?
演技力がある人だし。

リサイタル部門では、ジュリアード弦楽四重奏団による、バルトークの弦楽四重奏曲が、かなり面白かった。
室内楽なんて、普段聴きに行くことないんだけど、こんな面白いのもあるんだ。
バルトークって、結構好きかも。

それから、5台ピアノによる、ザ・ファイヴ・ブラウンズの「ラプソディー・イン・ブルー」。
これは凄かった!1台のピアノで弾いてるみたいだった!
だいたい、5台ピアノってだけでもすごいのに、5人ともスコア見てない!
ってことは、それぞれ、全パートを理解してるんだよね?誰がどんなメロディー弾いてるとか。     
いや~、素晴らしい!拍手    

バレエ部門は、3つとも楽しめました♪    
オシーポワとワシーリエフの「パリの炎」は、こういうガラなら、あれぐらい派手にやってもらってオッケー。
若いんだし、テクニック・アピール、大いに結構です。

それに対して、ロパートキナの「瀕死の白鳥」は、もう至芸ですわ・・・。うっとり。

そして、フェリとボッレの「ロメオとジュリエット」。
うちの母が、「(フェリは)なんで引退するんやろう~?これからやんか~。」と嘆いておりました。
でも、彼女の気持ちもわかるらしく、「最高の状態で引退したいんやろうね。踊れなくなった人たちを、たくさん見てきてるだろうから。」とも言っておりました。

惜しまれつつ引退する。これは、アーティストにとって、理想の形なのかもしれません。
このジュリエットを見ながら、彼女のジュリエットが、世界最高であったことを思い知りました。

オペラ部門は、苦手なドイツ・オペラだったので、これといった感想もなく・・・汗

さて、嬉しいニュースとは。
今朝の新聞に、大阪フェスティバルホール50周年記念事業として、今年一年に、フェスで上演されるステージが載っていました。

6/15  イタリア・スポレート歌劇場「シンデレラ」
6/20  モーリス・ベジャール・バレエ団 「バレエ・フォー・ライフ」
6/29  西本智実指揮 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(ピアノ:関本昌平)
7/27  アメリカン・バレエ・シアター「海賊」
8/24  3大交響曲の夕べ 小林研一郎指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
9/15  リッカルド・ムーティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
9/19  マニュエル・ルグリ&東京バレエ団「ジゼル」
10/4  英国女王陛下近衛軍楽隊
10/11  ローザンヌ・オペラ「カルメン」
10/13  ジャン・マルク・ルイサダ ショパン~マズルカ全曲演奏会
11/7   ウィーン・クラシックス~ウィーン・フィルのメンバーによる特別編成のアンサンブル~
11/16  松山バレエ団「くるみ割り人形」
12/2   シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」
12/13  ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」
12/14  ボリショイ・バレエ「トン・キホーテ」 

おぉ~~!東京だけかと思っていた公演のいくつかが、大阪でもやるとわかって、すごく嬉しいんですけど音譜
シュツットガルト・バレエのオネーギン!何が何でも行きます!

それから、今日、Bigなお年玉が届きました~~♪
注文していた、ホロストフスキーのDVD『To Russia with Love』が届いたのです!
注文してから、ちょうど1週間でした。
To Russia with Love

これから、ゆっくり見るのだ~チョキ