そんなこんなで最終日、三日目でございます。
この日は一日松江の街巡り
ですが、いきなりアクシデント
前日、楽しすぎて浮かれて歩き回ってた疲れからでしょうか、いきなり寝坊です
起きたら、すでに八時過ぎてました。
朝ご飯は八時半までにレストランに行かないと食べられない
大慌てで、万が一の時ように持ってきた長袖Tシャツとジャージに着替えて、顔洗っただけでレストランにダッシュ
この日のセットは、サトイモとミンチの旨煮とひじきの煮物、温泉卵とゴボウサラダとフルーツとヨーグルト。
ちゃんと冷奴と焼き魚もついてます。
ご飯や味噌汁、飲み物といったセルフの食べ放題の品は同じですが、セットの中身は変わってました。
このセット、毎日ちょっとづつ違うのかな?
高級ホテルの朝食はブッフェだったりセットでもメインの調理法は自分で選べたりするのが当たり前ですが、今回泊まったホテルのようにわりとチープなお宿でこういうのは珍しいような気がします。
連泊しても飽きなくていいね
ま、それはともかく。
大急ぎしつつ美味しくご飯をいただいた後は、お部屋に戻って荷造りです。
洋服だと着たら後はそのまま畳んで夜の内にパッキングしちゃうんですが、着物だと汗などの湿気を飛ばすためにも一晩は広げて干しておかないとなので荷造りはどうしても朝になります。
広げて干してあった
昨日の帯やその他小物類をきちんと畳んで風呂敷に包んだり、化粧すませた後の化粧道具をポーチに入れたり、バタバタです。
なんとか荷造りが終わってあとは着替えるだけ、となったので時計を見ると、すでに9時半を過ぎてます。
大変じゃん
大慌てで十分程度で着付けたら、前のブログの画像のように、おはしょりグズグズで着丈の短い仕上がりになってしまいました
けど直している暇はもうないわけで……
仕方なくそのままでホテルをチェックアウト。
この日は肌寒かったので、雨よけ代わりに持ってきていたポリ羽織を羽織ったので、帯周りとかはごまかせたはず。
着丈はどうにもなんないけどね…
ホテルの人が昼までなら車置いておいていいですよ、と言ってくださったので、それに甘えて、若干凹みつつもブラブラとカラコロ通りを散策。
特産のメノウ屋さんで、素晴らしい帯留めを発見したものの、どう考えても自分の手持ちとの釣り合いがとれないので、勾玉の形の根付だけ買って、別のお店へ。
木綿屋さんというお店の雑貨が可愛くて、つい長居しそうになるけど、十一時からカラコロ工房で和菓子作り体験を申し込んであるので、後ろ髪をひかれつつ、お店を出ました。
後で戻ってこようと思ったけど、残念ながらそんな時間はありませんでした
非常に残念……
で、和菓子作り体験。1050円で松江でも有名な老舗の彩雲堂さんの職人さんが教えてくれるんですよ。
行かない手はないでしょう。
というわけで、たすきがけで参加です。
生地や餡はすでに用意されてて、和菓子の仕上げをするだけの体験ですが、面白かったですよ
柿の形のねりきりと栗のイガにみたてたきんとんを作りました。
それに銘菓「若草」をつけてくれて、お持ち帰りできます。
これが私の作った和菓子
素人にしては中々の出来だと自画自賛したりして
柿のねりきりは、餡の中に干し柿が仕込んであって、食べるとほのかに干し柿風味。
きんとんは、栗が乗っけてある以外は普通(にしてはかなり美味しいけど)の餡子味でした。
この体験、県外の方しかこないらしいです。職人さんがそういって笑っておられました。
私と一緒に体験した方も東京と茨城の人だったもんね。
その後、工房内をブラブラしてたら、素敵なトンボ玉の帯留め発見
淡い紫に花と流水の模様の綺麗な帯留めは、 私のカジュアルな着物にもピッタリ合いそうなので購入。
なんと2800円という安さ!樹脂じゃなく、ちゃんとガラスなのにこの値段って、凄くない?
いい買い物をして上機嫌になったところで、松江城に車ごと移動。
公営駐車場に車を停めて、堀川巡りと松江城周辺の散策へGO
堀川巡りは、のんびりゆったり。
大阪と違ってお堀の水も嫌な臭いしないし、鳥がいっぱいいて、緑が綺麗で、一部紅葉が見られたりして、ほっこりです。
屋根を降ろすところではスペクタクルな場面もあり、船頭さんが方言で色んな解説したり民謡を歌ってくれたり、一周するのい五十分かかりますが、全然飽きずに楽しめます。
ちなみに、私、鷺が飛ぶところ、今回初めて見ました
回ってきたあとは松江城へ。
今回は着物だし、昨日歩き回ったせいで足がだるかったので、天守閣に登るのはやめときました。
で、ふらふら歩いていると、興雲閣という素敵な建物発見
老朽化してるので内部非公開なんだそうで、非常に残念
で、松江城。
黒いお城っていうのはかっこいいね
で、やっぱりふらふらしてるとこんなトコに出たりして……
この階段を進んでいくと、何故か
自転車置き場になってました
ステッカーを見ると、この近くの公立中学校の生徒さんの自転車のようで……
ここ、内堀の中なんだけどなぁ。
大阪城とか姫路城とか、すっかり観光地化されすぎてるお城では見られない光景でございます。
でもって、塩見縄手へ
武家屋敷が立ち並ぶ散策に絶好の通りでございます。
通りの入口で、いきなり綺麗で豪華で高価な草履を見てクラクラしたりもしましたが、気を引き締めて(?)お散歩です。
その前にふらっと寄った雑貨屋でどんな用途があるのか全く不明な木の置物を購入。
用途不明だけど、すんごいいい笑顔なんだもん
で、ブラブラ歩きつつ、小泉八雲記念館なんかを見学。
記念館では、奥さんの織った木綿の見本帳が飾られてあんですが、どの模様も素朴で味わいがあって素敵
こんな着物欲しいなぁ
で、途中の蕎麦屋で昼食食べて、ひたすらブラブラ……
明々庵を見学してお抹茶いただいて一休み。
明々庵からは、松江城が綺麗に見えました。
そのまま歩いて、途中であご野焼きなんか買って、駐車場に戻った時点で三時過ぎ。
晴れてたら、夕日を見て帰ろうと思ってましたが、曇っていたので諦めて帰宅の途へ。
後から考えれば、この時点でカラコロ通りに戻ってブラブラすればよかった
それも後の祭りなわけで……
後悔はあれど、とにかく楽しい三日間でした
また行きたいな。
今度はもうちょっと時間配分考えて、もっとゆっくりじっくり巡りたいと思います。
温泉も入ってないしね
最後。
今回買った、消え物以外のお土産三つ。
ね、いい笑顔でしょ