デスティニー | シャオ2のブログ

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最近は着物と舞台に夢中



昨日、名古屋まで観にいってきました。





劇場で見たフライヤーのビジュアルがあまりに好みだったんですよ。


遊牧民族とか、中央アジアとか、チュルクとか、まあ色々ありますが、浪漫ですよね!


大好きなんですよ、シルクロードとか草原とか、そういう雰囲気。


おまけに、チケット安いし。


私が観にいく舞台のチケットは大抵1万前後なんすが、これは6千円しないもん。


本当は、大阪公演に行きたかったんですが、残念ながら、東京遠征の日時と思いっきりバッティングしてるので、名古屋なら交通費入れても普段の舞台と出費はそう変わらないってことで、行って来ました。








全体の印象としては、「チープで練りきれてない新感線」でした(^^;


2時間の短い時間に色々と詰め込みたかったのは非常によく分かるんですけど、そのせいで深みが足りなくなった感じ。


折角のキャラの造形が生かしきれてなくてもったいないなぁ、と。


ベルゲンタールとか、あの設定をあれで終わらせるのもったいなさ過ぎる!


シャイターンの疑問をもっと膨らませるいい素材なのになぁ…


ナルキスにしても、あの設定を台詞一言で終わらせるのは…


もうちょっと描写入れても良かったんじゃないのか?


ユミンはお姫様らしい雰囲気の女優さんで、声に表現力があって良かったんですが、気持ちの描写が少なくて、え?本気?うそ?と…


その点はアイシャの方が分かりやすかったかな。


というわけで、何かこう、色々と足りない感が……





殺陣は、代表の清水さんが拘ってるだけに、それなりに見応えはありました。


初日のせいかちょっと音と合ってないところがあったりしましたが、そこは公演期間中には改善されるだろうと思われます。


まー、色々書きましたが、チケット代相応の面白い舞台でした。


それだけに、なんか惜しい感が拭えないのですよ…








まだ公演始まったばかりなので、極力ネタバレしないように書いたつもりなんですが、「バレバレだよ!」と思われたらごめんなさい。





そいや、前説で清水さんが「馬馬」言われてましたが…


私、実は吉野圭吾さん見ると、その単語が浮かぶんですよね。


物凄く好きなんですけど、吉野さん。けど、やっぱり…(笑)