まもなく、地上の闇が、広がり始めた
「シオン・・・運命にどこまで抗えるのか・・・・」
白虎に乗っていたユナは、テラスにいるクウナを見つけた。
「リーク!クウナのところへ!」
突風が舞うと、クウナの目の前に、ユナとファル、リークが姿を現した
「お姉さま!ファル!」
「クウナ!ケンタは?」
「ケンタは、まだ、眠ったままです。」
闇が、ラディストを包み込もうとしている!
「あの、お姉さまそちらの方は?」
リークは、クウナのそばに近寄ると、
「はじめまして、風王リークと申します。お見知りおきをクウナ王妃」
「あなたが・・・こちらこそ、よろしく」
ユナは空を見上げた
こんな近くまで闇が・・・
できるかどうかなんて迷っていられない!
胸のクリスタルは、杖となりユナの左手に、右手はまっすぐ上に伸ばして
手のひらを空にかざした。
呪文は空を駆け巡り、一筋の光の束となって広がっていく
一瞬、闇が遠のいたように思えた
だが、闇の勢いはとどまることを知らず、近づいてくる。
「私だけではだめだわ・・・」
ドアが突然開いた
「クウナ王妃!ケンタが!」
ロバートが突然駆け込んできた!
リークは思わず身構えるが、ファルがそれを手で制した。
「ロバート!ケンタがどうかしたの?まさか・・・」
「ケンタのところへ!目が覚めた!クウナ王妃と話したがっている」
ぱぁっと笑顔に包まれるクウナ王妃