ファルは辛そうな顔を一瞬見せた。
ユナは、
「なぜシオンとそっくりなの?あなたは私に言ったわ。シオンを止めてって。でも、止めてほしいのはジーンの事?」
リークは
「キルア、時間がない。ラディストが滅べばまた戦争になる。」
「人界がどうなろうと、私には関係ない。」
「そんな!それならなぜ!私に予言させるの?この世界を救うためじゃないの?」
キルアの目に涙が落ちる
「私とジーンが閉じ込められ、この世界は豊かになった。なぜかわかる?」
ファルは
「キルアとジーンは人界のものには神だからだ・・・・」
リークが続けて言う
「神を地に閉じ込めればその大地は潤う。そして、人々は繁栄した。だが、ジーンの憎しみは徐々に膨らみ、世界の半分は闇となった。ラディストが光の国でいられるのは、キルアが花の精霊王だからだ。ジーンは竜王の弟だ・・・」
ロバートが不思議そうに
「そもそもなぜ、二人は閉じ込められたんだ?それにユナ姫に予言させるその意図は?
なにも、ユナ姫に予言させなくても、キルアに会いに来れば、済むことなんじゃ?」
ユナが突然座り込んだ
天界での出来事が頭の中に入り込んでくる
「キルア・・・・貴方は・・・・」
ユナが頭を抱える。
「ユナ姫!」ファルは近寄り
「ファル・・・・貴方はキルアを守って死んだ火王の後継者・・・・」
ビクッとするファルに
「見える・・・・伝説の光の王はケンタじゃない・・・」
靴音が響く
「誰だ!」
リークは皆を守るように前にでた。
そこには目の前の像にそっくりな男が立っていた。
「ジーン!」
「シオン!」
キルアとユナは顔を見合わせた