夜明けのものがたり・18本目の乗車 | 車内販売でございます。

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2月17日(土)に、「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」に乗車しました。

高知県を走るJR四国の観光列車です。

 

【1】長い列車名

JR四国の観光列車3本は、正式名がだんだん長くなってきており、略称で呼ぶことが多いです。

2014年運行開始「伊予灘ものがたり」→→略称『伊予灘』

2017年運行開始「四国まんなか千年ものがたり」→→略称『千年』

2020年運行開始「志国土佐時代の夜明けのものがたり」→→略称『夜明け』

「志国土佐時代の夜明けのものがたり」は、俳句と同じ5・7・5の列車名になっています。

「しこくとさ」「ときのよあけの」「ものがたり」と17文字です。

指定券を確保するために、みどりの窓口に申込用紙を出したのですが、列車名が長くて枠に入り切りません。

何段かに分けて、記入します(笑)

 

4月6日に乗車しようと、みどりの窓口に1か月前に並びました。

ところが10時打ちでも、往復とも満席で席が取れませんでした。ひえ~っ。(T_T)

 

 

【2】先に「千年ものがたり」に乗る

この日は、「四国まんなか千年ものがたり」から乗り継ぎました。

日帰りですが、1日で1種類ではなく、2種類の列車に乗れるのはポイント高いです。

《1》成田からジェットスター

成田空港から安い飛行機LCCのジェットスターを利用しました。

土曜の朝7:50発の便で、成田~高松が8150円(諸費用込みで約9000円)なら上出来です。

《2》高松空港から琴平に琴空バス

高松空港から琴平へのバス、1500円だったのが2000円に上がりました。

でも同じ区間をタクシーに乗って、6630円払った時がありますから、まあいっか。

《3》琴平から大歩危まで「スイーツ紀行」

琴平駅へのバスの到着がギリギリになりました。

観光列車で何度もお会いしているあるびぃさん、夜明けのトシさんが出迎えてくれました。

そして50おやじさんにお見送りしていただきました。

このスイーツ紀行は、旅行商品で19000円。

食事や乗り放題券なども込みですから、ちと高いとはいえ許容範囲でしょうか。

この時の話はこちら↓

 

《4》そして窪川まで特急乗り継ぎ

夜明けのトシさんと、あるびぃさんと同じ乗り継ぎです。

やや寝不足で居眠りもしましたが、同じ行程の人がいると心強いです。

大歩危12:53→(南風)→高知13:41

高知13:49→(あしずり)→窪川14:53

現在は、このような乗り継ぎで「千年ものがたり」から「夜明けのものがたり」に接続できます。

でも3月16日のダイヤ改正からは、「夜明けのものがたり」が約2時間ほど早くなります。

私は5回、この接続で千年から夜明けに乗り継ぎしましたが、まもなくできなくなります。

 

【3】窪川駅から「夜明け」に乗車

特急あしずりが、窪川駅に到着しました。

すでに「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」が停車していて、車内の清掃をしています。

窪川駅の駅舎では、観光客に楽しんでもらおうという取り組みが。

1つは、ひな飾りです。

 

もう1つは、魚の水槽です。カワムツだそうです。

地域密着の駅というのがわかります。

地元の人からのお見送り、この日も続いていました。

 

【4】車内販売

車内販売で、飲み物・食べ物を5つ頼みました。

食事は予約していなかったこともあり、やや多めの注文です。

《1》アテンダントセレクト土佐の地酒3種

列車の形をした台に、日本酒が三種類載った品で、1500円です。

読まないで飲みました。

へぇ、食前酒・食中酒・食後酒に分かれているんですね。

 

《2》土佐のはちきん天

日本酒に合いそうで軽い食べ物を選びました。500円です。

 

《3》日高村のトマトソースパスタ

何度も頼んでいる美味しいパスタです。

いつも歓迎してくれる日下駅がある日高村の皆さんの顔が浮かびます。

1000円でボリュームあります。

 

《4》スイーツセット

いちごのケーキとコーヒーのセット1000円です。

スイーツを売りに巡回してくると、やはり買いたくなります。

 

【5】いつものハランボ

上りの高知行「開花の抄」は、土佐久礼駅で停車します。

地元の方が特産品の販売をしてくれます。

こういうの、買いたくなるのです。

「なめろうふわふわ天」がこの日は無かったので、カツオの「ハランボ串」一択です。

この土佐久礼駅の皆さんからのお手振りを受けたのは、私は今回で13回目です。

その13回全部欠かさずに手を振ってくれた方もいて、感激しています。

 

【6】須崎駅19分劇場

須崎駅では、後ろを走る特急あしずりに追い抜かれることもあり、長めの19分間も停車します。

この時間を利用して、須崎婦人会をはじめとした地元の皆さんが、ホームで歓迎してくれます。

この日は、東京から来た学生の団体さんも加わり、大勢で盛り上がりました。

常連客は輪の中に混ざって、一緒に踊ります。

私も太鼓たたいて踊ります。

グッズの販売もあります。

なべ焼きラーメンのTシャツ、2枚持っています。

しんじょう君のバッジやキーホルダーも。

買ったのは、しんじょう君のキーホルダー。

かわいいですね。

 

 

【7】各地でお出迎え

↓日高村の踏切付近では、この日もお手振りしていただきました。

↓仁淀川の堤防では、多くの方々に歓迎していただきました。

↓安和駅では、太平洋が出迎えてくれました。

そして、一緒の列車に乗ったトシさんとあるびぃさんと高知駅で別れ、飛行機で羽田に飛んだのでした。

 

【8】この日のまとめ

● 9000円、ジェットスター(成田空港7:50→高松空港9:30)

● 2000円、連絡バス(高松空港9:45→琴平駅10:38)

●19000円、千年ものがたりスイーツ紀行(琴平10:47→大歩危12:48)

●    0円、南風・あしずりで移動(大歩危12:53→窪川14:53。スイーツ紀行利用で四国内移動1日券付き)

● 2900円、夜明けのものがたりグリーン車乗車(窪川15:17→高知17:53)

●  900円、空港連絡バス(高知駅18:20→高知空港18:50)

● 8700円、日本航空をセールで(高知空港19:45→羽田空港20:55)

ここまでで42500円。

この他、自宅から空港までの交通費と車内販売での食事で約9000円。

日帰りで香川高知に出かけて、約52000円。

けっこうかかるなぁ。

でも、東京駅から高知駅まで、単純に新幹線と特急を乗り継ぐと、片道で20670円ですから、かなり出費を抑えていることにはなります。

 

 

夜明けのものがたりの今までの記事はこちら↓

 

千年ものがたりの今までの記事はこちら↓

 

ついでに、伊予灘ものがたりの今までの記事はこちら↓

 

次に4月6日に出かける予定でしたが、10時打ちでも2本とも取れませんでした。
日本航空の安い便を先に押さえたので頭を抱えています。
伊予灘だと10時打ちでも満席の可能性があり、避けて夜明けにしたのに、こちらも団体が入っていて厳しいなぁ。