JR九州の「ふたつ星4047」の車両に関してまとめました。・
【1】白い3両編成
特急「ふたつ星4047」は、3両編成。
キハ40、キハ47の気動車で運転されているため、4047が列車名についています。
車両は、全体的に白く、金の帯が入っています。
高級感が感じられる外観です。
赤い矢印の部分には、列車名にもなっている「星2つ」が掲げられています。
「TWO STARS 4047」という表記は、外国人観光客が特に多い九州らしいと感じます。
列車の側面の窓以外の部分には、列車のロゴ類が入っています。
何種類かありますね。
【2】一般の座席
3両のうち、両端の1号車・3号車が指定席です。
自由席は無く、2号車はビュッフェ(車内販売カウンター)とラウンジ(フリースペース)です。
1号車3号車の座席は、2+2の4列座席です。
グリーン車ではないですから、妥当な配置でしょう。
(上下の写真は1号車です。)
テーブルは中央のひじ掛けから出すタイプです。
「800系つばめ」と同じスタイルです。
飲食する人が多い観光列車としては、小さなテーブルでしょう。
3号車の座席は、1号車とは色調が変わります↑
天井には、ややレトロな照明が付いています。
一般的なリクライニングシートが中心ですが、特別な席も用意されています。
料金は変わりません。
【3】2人掛けソファー席
1号車・3号車の中央部にあるカウンター席です。
「1号車6~9番」と「3号車9~12番」の計16席です。
後方から見たら、こんな感じです↓。
左に2人、右に2人座りますから、大きな男2人とか、知らない人と相席だと辛いかもしれません。
この席を外から見たら、足元までガラスです。
外からもよく見える席になります。
この2人掛けソファー席は、天窓がふさがれています。
網棚もないので、荷物を置く場所がかなり狭いです。
この「2人掛けソファー席」は、以前は「はやとの風」として走っていた車両です。
再改造して「ふたつ星4047」にしましたので、車内も似ています。
「はやとの風」に乗ったことがある者としては、1号車と3号車の座席は、従来のままの部分が多いかなと感じます。
【4】1人掛けカウンター席
3号車の17番18番の4席は、1人掛けカウンター席です。
椅子が少し小さめの席です。
列車の端で人通りがなく、またテーブルが広めですから、落ち着いて弁当を食べるのに最適な席だと思います。
※この他、BOX席(3人以上で利用可)もあります。
残念ながら、私が乗った2回とも写真を撮っていませんでした。
【5】車内設備
★スタンプ
スタンプが置かれているフリースペースです。
近くにゴミ箱があります。
★荷物置き場
3号車1人掛けカウンター席の手前に、荷物置き場があります。
大きなスーツケースを持ち込む乗客を想定しているのでしょう。
★号車表示
よく水戸岡車両で使われる号車の表示板です。
金色に輝いています。
【6】ラウンジ
「ふたつ星4047」で、圧倒的に豪華なのは2号車です。
ここには、フリースペース「ラウンジ」と、販売カウンターがあります。
床・天井・壁のすべて豪華な内装です。
ソファー・椅子・テーブルも、一度は座りたくなるでしょう。
↑ソファーは、ゆったりとしています。
豪華な内装が、ソファーをさらに魅力的にしています。
↑「ふたつ星4047」に限らず、水戸岡車両は外の景色を、楽しみやすい造りというわけではありません。
今回はいませんでしたが、長時間ラウンジで粘りにくくする対策の1つかもしれません。
↑こちらの席は、弁当を食べやすい数少ない席です。
障子は全開にできませんので、こちらも景色は楽しみにくいです。
↑3人用の丸テーブルです。
見たことがあるなと思いましたが、富士山ビュー特急でした。
良いデザインは広がって良いのですけど。
【7】ビュッフェ(販売カウンター)
こちらのビュッフェでは、車内販売を利用することができます。
ラウンジと仕切りはありませんから、同じデザインになっていのす。
乗客の列が、なかなか途切れないため、撮影に苦労しました(^^)
グッズの販売も行われています。
買う人は一気に5000円以上!真似しにくいです。
飲み物・食べ物も販売されています。
ホットコーヒー、地酒も楽しめます。
●さがんルビー、アイスソルベ、わらすぼを買った話↓(2024年2月)
●予約弁当、ねこかまを食べた話↓(2023年7月)
●千綿駅での歓迎の話↓(2024年2月)
●JR九州の様々な観光列車に乗った話《目次》