「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗った話。
今回は主に車内販売、飲食の話です。
【1】指定券の確保
6月3日(土)から、バースデーきっぷを使用した四国乗り鉄がスタート。
初日は、観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に往復乗車します。
観光列車の席は、JR四国のホームページからバースデーきっぷを申し込む際に手配しました。
JR東日本では、JR四国のバースデーきっぷは販売していませんが、JR四国の公式ホームページから申し込めます。送料はかかりますが、関東に住んでいても購入できます。
座席の位置の指定はできませんが、配慮していただけました。
「夜明けのものがたり」に往復乗るのですから、1号車と2号車、雰囲気の違う両方に乗りたいものです。
上の写真は1号車「クロフネ」、下の写真は2号車「ソラフネ」です。
往きと帰りで別の号車にしていただき感謝です。(上下の写真は2020年撮影)
「夜明けのものがたり」の車両の記事はこちら↓
【2】線状降水帯
私が四国入りした前日の金曜日は、高知県で線状降水帯が発生してしまいました。豪雨となったため金曜の「夜明けのものがたり」は運休となってしまいました。
でも私が乗る土曜日は、運よく晴れていました。
高知駅前の坂本龍馬は、青空に映えていました。
むしろ首都圏の交通が雨で15分程度の遅れが多発し、羽田空港に到着するのが心配でした。
20分ほど家を出るのを早めましたが、遅れや徐行区間があり焦ったものの、無事羽田に着くことができて、JALで高知龍馬空港に到着できました。
【3】午前中の暇つぶし
高知龍馬空港から高知駅までは連絡バス。
9:40に高知駅に着きます。
「夜明けのものがたり」立志の抄が発車する12:04まで、2時間以上あります。
当初は、せっかくのグリーン車乗り放題を活用して、高知駅から土佐山田駅まで往復して、駅前に停まっているアンパンマン塗装のバスでも撮影しようかなと思っていました。
でも豪雨の次の日です。大歩危付近で倒木でもあったら、特急「南風」が止まり高知駅に戻れなくなる可能性があります。
そこで高知駅の喫茶店で、無難に時間をつぶすことにしました。
実際に、土佐くろしお鉄道は止まりました。
窪川の先では土砂災害の影響で、数日間運休となってしまいました↑。
時間があったので、少しお買い物。
腕時計を自宅に忘れてきたため、100円均一のダイソーに寄りました。
【4】立志の抄に乗車
高知駅12:04発「志国土佐時代の夜明けのものがたり」立志の抄が、入線してきました。
5月のゴールデンウイークに乗りましたから、1か月ぶりです。
ダイヤ通りの通常運転です。ラッキー(^^)/
駅前からは熱心なお手振りです。
【5】かつおデニッシュ
高知駅を発車して少しすると、販売カウンターが開きました。
すぐカウンターに向かい、「かつおデニッシユ」を頼みました。
温かいパンの中に、カツオの身とじゃがいもが入っています。
オレンジジュース付きで1000円ですが、ビール付き1200円にしてもらいました。
次の写真は、腹を開いた様子。
乗車する4日前の時点では、台風の直撃の可能性がありました。
列車は走るけど飛行機が飛ばないと、食事券が無駄になるため、今回は食事の予約を避けました。
ボリュームあって、美味しいので、食事予約無しの場合に助かります。
【6】日高村のトマトソースパスタ
2本目の「開花の抄」では、日高村のトマトソースパスタをいただきました。
「夜明けのものがたり」が通る日高村の特産物「シュガートマト」を使ったソースを使用したパスタです。
このパスタ、1000円です。
いつもの梅酒ソーダ割700円と一緒に頼みました。
美しい海を眺めるという最高の調味料を加えて、パスタを食べられるわけです。
美味いに決まっています。
以前、土佐久礼駅でハランボを買っている際にパスタが出来上がってしまい、いただく際には若干冷めつつありました。私のことを「各駅で必ず降りて下車観光を楽しむ客」と凄腕アテンダントさんは知っていましたので、提供する時間を土佐久礼駅発車後に調整していただきました。気遣いすごいや。
【7】プリン&アイスコーヒー
1本目の立志の抄では、スイーツとしてプリンを頼みました。
プリン600円は、コーヒーを付けてセットで1000円に割引されます。
アイスコーヒーを付けていただきました。
この日は、さほど暑くは感じなくてスーツ姿で乗りました。
でも更にホットコーヒーは辛いので、アイスコーヒーです。
【8】いちごの焼き菓子セット
中土佐町のケーキ屋さん風工房の焼き菓子です。
体裁が良い箱に入っていて、お土産に適しています。
5種類のイチゴの焼き菓子です。1500円です。
【9】ブルーベリージャム
地元(佐川町)産のブルーベリージャムです。
以前に1度買って、美味しかったので今回も買いました。
お土産物は、ワゴンに載せて販売しに来ます。
【10】車内販売メニュー
車内販売のメニューです。
品切れ、販売品目の入れ替えもありますので参考までに。
予約制の食事を利用する人が8割くらいと大多数です。
私のようなマニアは、往復乗る人が目立つこともあって、食事ナシもいます。
【11】駅での販売
駅でも品物を購入しました。
●安和駅●
下り「立志の抄」では、焼き菓子500円を購入しました。
●土佐久礼駅●
名物となった「かつおの藁焼きハランボ串」です。
保存が効くので、お土産にもなります。
【12】らんまんラッピング
NHKの朝ドラで、牧野富太郎が登場しています。
PRのために、特急あしずりの1編成が、ラッピング車両になっています。
2両編成の黄色い車両に、神木隆之介の笑顔が!
【13】窪川折り返し
この日は、土佐くろしお鉄道が土砂崩れで、窪川~中村が運休となっていました。
代行バスが運転されていました。
いろんなバスが、窪川駅前に停まっていて、どれが代行バスかよく分からない状態でした。
地域の足の確保のために、地元業者は小回りをきかせているのは、すごいと思います。
【14】定番の帰り道
「夜明けのものがたり」を満喫しました。
高知駅に17:53に着くと、18:36発「南風」に乗ります。
私は定番の、多度津乗り換えで松山に向かいます。
高知18:36発→(南風)→多度津20:23着
多度津20:26発→(しおかぜ)→松山22:35着
実は高速JR四国バスに乗ると、料金は4000円、松山21:14着と割安で早く着きます。
でも、乗り放題のバースデーきっぷですから、時間がかかってもグリーン車で次の松山に向かいます。
同じ「夜明けのものがたり」に乗った《同志》が、南風に3人乗っていましたが、皆さんバースデーきっぷかな?
「しおかぜ」車両は、グリーン車でもコンセント無しの旧型ですが、飲み物の自販機があるのは立派です。
松山に泊まり、翌日は「伊予灘ものがたり」です。
●今回のおもてなしの話はこちら↓
●今までの「夜明けのものがたり」14本の記事はこちら↓