ゴールデンウイークの最終日、5月7日に乗ってきました。
JR四国の観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」、通称「夜明け」に乗車です。
【1】「夜明けのものがたり」とは?
正式名称「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」です。
5・7・5の俳句のような語調になっています。
高知県の土讃線の高知駅と窪川駅の間を走ります。
単線非電化の区間を、のんびりと走る観光列車です。
2両編成の車両は、1号車と2号車で雰囲気が大きく異なります。
車両に関しては、以前まとめた記事をご覧ください↓
【2】窪川駅から乗車
今回は、朝に「伊予灘ものがたり」大洲編に乗車してから高知県に来ました。
乗車するのは1本目の「立志の抄」でなく、折り返し2本目の「開花の抄」になります。
この日は雨が降っていました。小雨ではありましたが、大雨が降った大歩危付近の土讃線は午後から全面ストップでした。
始発駅・窪川駅周辺の地元の人たちによる歓迎があります。
雨でピントが合ってないのですが、晴れた日はこんな感じです。
近ごろ益々テンション上がってお手振りに力が入っています。
↑2022年7月撮影
【3】土佐久礼駅
途中で唯一乗車できる駅が土佐久礼(とさくれ)駅です。
ここでは、地元の方々がお手振りして出迎えてくれます。
毎回、地元の特産品を販売してくれます。
名物「はらんぼ」が有名です。
「なめろうふわふわ天」が無かったので、私はこちら↓を買いました。
土佐久礼も、小雨が降っていました。
ホームから駅舎に移動する際に濡れないように、ビニール傘を用意してくれました。
借りた傘は、何と「夜明けのものがたり」のロゴ入り傘です。
これはマニアにとっては、ポイント高いです。
しなの鉄道「ろくもん」でもロゴ入り傘が売られていましたが、マニアなら欲しくなる一品です。
【4】須崎駅「19分劇場」
「夜明けのものがたり」が走る区間で最も大きい駅と言えるのが須崎(すさき)駅です。
ここでは、反対から来る列車とのすれ違い、そして後から来る特急あしずりに追い越されるために、19分間の停車があります。
この19分間で、観光列車の乗客に楽しんでもらおうと、地元の人たちが実施するのが「19分劇場」です。
即席の太鼓を叩いて踊るスタイルの日が多いです。
一番盛り上がった時間は、私も一緒に叩いており写真が無くて残念です。
日によっては、地元高校生の演技など、別の内容になる日もあります。
そして、袋に入ったパンフレット、キュウリ、その他いろいろ貰えます。
天気の関係もあって、この日はお手振りは若干少なめでしたが、他の路線より圧倒的に多いのは明らかです。
沿線の各地で「お手振り」してもらえる「夜明けのものがたり」は、全国の観光列車の中でも「お手振り」では1番だと思います。
【5】佐川駅でトマト
佐川駅に停まります。
食事を予約した人は、コーヒーまたはお茶を引き換えできます。
私はホットコーヒーをいただきましたが、小さいトマトを売っていたので購入。
食べやすく美味しいトマトでした。
【6】車内販売
車内販売のカウンターで、飲み物食べ物を買うことができます。
白い紙コップは、佐川駅で引き換えたホットコーヒーです。
途中で、アテンダントさんが保冷バッグを抱えて、スイーツの販売に来ました。
2017年の「千年ものがたり」から乗務している《推しの凄腕アテンダントさん》から「いかがですか?」と勧められたのですから、買うしかありません。
結局両方買いましたが、即座に両方!と決断した方が、ありがたみが大きかったかな(^^♪
特にプリンは美味かったです。
そして、予約制食事に付いているスイーツです。
「リョーマの休日」というコースター、笑えます。
【7】予約制食事
「夜明けのものがたり」で、5000円の食事を予約していました。
カツオのタタキは、高知らしくて良いですね。
好き嫌いが激しい私は、色々な料理が少しずつ入っているのがリスク回避になって無難です。
繊細な料理、5000円の価値があります。
メニューはこちらです。季節によって、中身は変わります。
ビールも別に注文しました。
地ビールTOSACOは900円です。
【8】ボールペンを購入
新発売のボールペンを買いました。
「夜明けのものがたり」が走る様子が分かります。
液体の中に列車があり、傾けると、ゆっくりと列車が動きます。
言葉では伝わりにくいので、動画に撮ってみました。
■今回の四国乗り鉄の行程はこちら↓