姨捨駅で生演奏&夜景~ろくもんナイトクルーズ【1】 | 車内販売でございます。

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しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗ってきました。

今回乗ったのは「姨捨ナイトクルーズ」です。

JR篠ノ井線で非常に景色が良い「姨捨駅」(おばすて)で、夜景を楽しめるコースです。

 

【1】姨捨駅とは?

長野県を走るJR篠ノ井線に、姨捨駅があります。

この駅は、高い場所にある駅から素敵な景色を見渡せるので有名です。

また、普通列車はスイッチバックで駅に入線するのでも知られています。

この姨捨(おばすて)駅に、観光列車「ろくもん」がやってくることになりました。

↑スイッチバックの位置関係を正しく表示しています。

 

 

【2】ろくもんが姨捨駅に

観光列車「ろくもん」の姨捨ナイトクルーズは、1か月に1回程度の運転です。

料金は24800円(5時間25分)でして、一般の食事付き運行の15800円(2時間10分程度)より高くなっています。

軽井沢から篠ノ井までは、しなの鉄道の運転士です。

篠ノ井からはJRの運転士が担当します。

篠ノ井からは、姨捨を2回観光停車して、長野に行く行程です。

観光列車「ろくもん」は、おもてなし(接客)が素晴らしい観光列車です。

水戸岡車両のひとつです。

「ろくもん」ファンの一人が私でして、今回の乗車で30回目の乗車になります。

詳しくは以前の記事にまとめてあります。

 

 

【3】日本三大車窓

姨捨付近からの景色は、昔から日本三大車窓の1つと呼ばれています。

ただし他の2つはというと、

★北海道「根室本線の狩勝峠越え」は、既に廃線となっています。

★宮崎県「肥薩線の矢岳越え」は、豪雨の影響で現在は運転休止中です。

要するに、現在は、他の2つは列車から見ることができない状態です。

肥薩線から見た日本三大車窓(2018年5月撮影)

 

 

【4】姨捨駅からの夜景

姨捨(おばすて)駅は、見晴らしの良い駅です。

駅のホームから、景色が広がります。

そして、ろくもんクルーズのポイントは、日没前後の表情の違いが満喫できることです。

《18:12》到着した直後

4月下旬の18:12ですから、まだ明るいです。

 

《18:43》1回目に発車する

姨捨駅より少し先の景色も楽しめるためだと思いますが、いったん聖高原駅まで進みます。

そのころは、うす暗くなってきました。

 

《19:22》二度目の姨捨

聖高原から戻ってきました。

その頃は、真っ暗になっていました。

長野市などの善光寺平を見下ろせる場所ですから、灯りが美しいです。

この日が晴れだったことに、感謝します。

コンパクトデジタルカメラで、たいして写真の腕が良くない私は、感動的な画像は厳しいです。

 

ちなみに、真冬のホームはこうなります↓

ホームが雪で埋まります。

 

 

【5】姨捨駅で生演奏

姨捨駅の停車は2回あります。

1回目は18:05~18:41、

2回目は19:13~19:44、合計1時間7分です。

この時間を楽しんでもらえるように、生演奏があります。

夜景を眺めながら、名曲の演奏が聴けるのです。ポイント高いですよ。

酒は切れつつある時間帯でしたが、追加注文したくなりました。

姨捨駅に1回目の停車は2号車で、2回目の停車は3号車で演奏が行われました。

ぜひ聞きたい方は、車両を移動して両方聴きましたし、ホームでも聴くことはできましたけど。

 

 

【6】地元のガイドさんたち

「ろくもん」の到着に合わせて、案内をしてくれる地元の方々がいました。

見晴らしが良い場所で、景色の案内です。

そして、実物を用意してアンズの説明をしていただきました。

地元・千曲市の観光パンフとクリアファイルをいただきました。

1回目の18時台も若干寒かったのですが、2回目の暗い時間帯は寒くなっていました。

4月下旬とはいえ、標高の高い姨捨です。「ろくもん」車内でも暖房をつけたくらいです。

寒くて多くの乗客は車内で生演奏を聴いていましたから、地元スタッフの方々は、ほとんど案内をする機会はなかったのですが、寒い中、最後のお手振りまでしてくれました。感謝です。

 

 

【7】姨捨駅の施設

姨捨(おばすて)駅は、無人駅です。

でも景色が良いため、超豪華な四季島が立ち寄ることもあり、専用の建物があります。

「ろくもんクルーズ」でも閉まっていました。

 

姨捨ナイトクルーズの続きは、近いうちに。

しなの鉄道「ろくもん」の今までの記事は、こちら↓