特急「ひたち」は、品川・東京・上野から、いわき・仙台まで常磐線を走る特急です。
短距離の特急「ときわ」では、車内販売が打ち切られましたが、「ひたち」は続いています。
この「ひたち」の車内販売を利用した話です。
【1】JR東日本で車内販売で販売品目が削減
JR東日本でも、車内販売の削減が続いてきました。
2019年3月には、「やまびこ」など車内販売を行う列車が、大幅に打ち切られました。
更に「ホットコーヒー」「弁当・サンドイッチ」「アイス」など販売品目も、大幅に削減されました。長距離を走る「はやぶさ」「こまち」「かがやき」も含めて、「ホットコーヒー」「弁当・サンドイッチ」「アイス」が、買えなくなってしまいました。
冷たいペットボトルの飲み物、缶ビール、簡単なつまみくらいに激しく縮小されたのです。
廃止されたホットコーヒー↑
【2】再開の動き
買いたい品が車内販売で売られていないので、評判は良くありませんでした。
各方面から要望があり、今年の夏から、販売商品の復活が試行されています。
ホットコーヒーの試行販売が評判良かったため、販売する列車が増えました。
他にも、アイスなど買える品が増えつつあります。
残念だったのは、どの列車では何を販売しているかが、一定していなかった点です。
同じ「はやぶさ号」でも、列車によって微妙に販売品目が違っていたため、公式ホームページで明示していないのです。
でも2023年1月24日現在、車内販売で買える品が、ホームページにかなり具体的に載るようになりました。
JR東日本の特急の車内販売(新幹線、あずさ・ひたち)
ホットコーヒーは、品切れになったら昔は車内で新たに作りましたが、現在は作るのが難しいようです。
【3】「ひたち」に乗って買ってみた
12月3日に、「ひたち23号」に乗車しました。
上野を出て13分して、車内販売のワゴンがきました。
残念ながらホットコーヒーは、ありませんでした。
そこで、珍しい物を買うことにしました。
【4】かつおのたたき風かまぼこ
本来はお酒のつまみでしょう。
この日も次の日も、朝早く起きて体力消耗気味でしたので、お酒は無しです。
かつおの形をした蒲鉾で、いわき市の業者の品です。
【5】おちぼ栗7枚入り
栗の形をした焼き菓子です。
7枚入りで体裁は良いですね。
見るのが楽しい品です。
【6】プッチーモ(干しイモ)
茨城県は、さつまいもの生産が多いためか、干しイモを販売していました。
列車のパッケージは鉄道ファンの目を引きます。
【7】結局4品、1870円
飲み物は、適当なのが無かったため、定番の「おーいお茶」を購入。
4点を買って、合計1870円になりました。
1人で小物を4つ1870円も買うのは、かなりのマニアでしょうね。
変な客だと思われた気がします。
【参考】
昔の販売品目は、もっと多かったです。
写真は2017年6月に、座席に置かれていたメニューです。
↑当時は弁当も販売していたんですね。
「ほしいも農家のみるくアイス」もありました。
↑特産物も販売しているのは、現在と同じですね。
★1月は仕事が忙しくて、なかなか記事を書けません。
でも2月は一気に暇になるので、おそらく泊りがけの乗り鉄を3回する計画です。
★「大人の休日倶楽部パス」の2023年の利用期間が判明しました。
この1月は仕事で利用できませんでしたが、来年度はまた利用します。