6月に津軽鉄道に乗ってきました。
【1】1両だけの気動車
冬だとストーブ列車で有名な路線ですが、他の季節は単行の気動車が基本です。
座席はボックスシートが大部分です。
往復とも15人くらいの乗車でした。
1両だけのローカル私鉄でも、消毒液が設置されています。↓
文庫本も置かれていますね。
【2】走れメロス
この車両は、走れメロスを紹介する試みがされていました。
走れメロスのあらすじが、車内に掲げられています。
走れメロスは多くの教科書に載っていますから、ストーリーは知られているでしょう。
私も教育学部で教員免許を取りましたが、授業の一環で走れメロスをどう教えるかで頭を抱えた思い出があります。
(丁寧に音読したら40分近くかかりました)
そして、車内には「走れメロスクイズ」が貼ってありました。
カネをかけずに頑張っています。
帰りの津軽五所川原行きでは、乗務していたアテンダントさんがマイクでクイズを出していました。
【3】階段の老朽化
津軽鉄道に乗る際に、階段を利用します。
津軽五所川原駅の階段は、老朽化してきました。
新しい階段に作り替えるのですが、津軽鉄道など地方ローカル線は厳しい経営状況です。
そこで、クラウドファンディングを使い、多くの人たちから支援を受けて、近々作り替えることになりました。
車いすの乗客も「電動式階段昇降機」で運べることになります。
550人から1334万7000円の支援を受けて、この夏に階段が新しくなるそうです。
次の冬に出かける際は、新しくなっているでしょう。
【4】往復の硬券
乗車券を買いました。
津軽五所川原から金木まで往復すると窓口の人に伝えたら、硬券1枚が渡されました。
往復の硬券、珍しいですね。
【5】金木で観光
金木駅で降りて、観光をしました。
小雨が止んでいてラッキーでした。
太宰治の展示がされている斜陽館です。
斜陽館の近くの津軽三味線会館で生演奏を聴きました。↓
昔、津軽三味線の全国大会に出るくらいの知り合いがいましたが、久しぶりに聴きました。
そして、目の前の店で食料の補給です。
【6】車内販売でクリアファイル
ストーブ列車が走る12月~3月以外にも、津軽半島観光アテンダントさんが乗ることがあります。
帰りの列車には乗務していましたので、クリアファイルを買いました。
まあ、更に悪いパターンだけは避けられました。
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