えちぜん鉄道で車内販売! | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

先週の土曜・日曜に、ひさびさに北陸に乗り鉄に行きました。
主な目的のひとつが、福井の「えちぜん鉄道」です。
 
【1】えちぜん鉄道とは?

福井市の周辺を走る地域密着の私鉄が「えちぜん鉄道」です。

(1)福井から永平寺口を経由して勝山まで、内陸方向に向かう「勝山永平寺線」
(2)福井から、海の方の三国港に向かう「三国芦原線」
いずれも、昼間は1両または2両の電車が、30分に1本走っています。
ローカル私鉄とはいっても、高架区間もあり、整備が進んでいます。
観光地も抱えていますが、地元の住民が主な客層のようです。
座席は、車両によって異なります。
ボックスシート中心ですが、ロングシートが混ざっている車両もあります。
 
【2】一日フリーきっぷを活用
「えちぜん鉄道」で、「福井~三国港」「福井~勝山」は、共に片道で770円です。
そこで、土曜休日に発売される一日フリーきっぷ1000円を買いました。
2時間ほど途中駅で折り返しますが、安いのは確実です。
 
【3】アテンダントさんが乗車
えちぜん鉄道に乗りに行く最大の理由が、こちら↓
アテンダントが乗務して、車内販売も実施しているから
昼間の電車にアテンダントが乗務して、病院に行くお年寄りの乗降を手伝うなどの業務をするのです。
そして、そのついでに、小さなグッズの車内販売もしています。
以前から乗って車内販売を体験したい、と思っていましたが、やっと機会ができました。
(アテンダントさんが入った写真は撮りませんでしたので、ご了承ください。)
 
4本に乗車して、グッズを4回購入しました。
【4】1本目・・・福井13:09→→鷲塚針原13:30
13:04にサンダーバードでJR福井駅に到着。
JRの改札を出て、フリーきっぷ買って、5分後の13:09発に乗車するのはギリギリかな?と思いましたが、間に合いました。
三国港行きに乗車。
アテンダントさんが途中の無人駅で乗った客に、乗車券を売っていました。
私も早めに声をかけて、グッズを買いました。
キーホルダー500円です。
やった~っ!これで珍しい車内販売を利用できました。
 
【5】2本目・・・鷲塚針原13:39→→福井口13:58
えちぜん鉄道に乗る目的は、観光ではなく、乗りつぶしでもなく、車内販売の利用です。
全区間乗る必要はありませんので、途中駅の鷲塚針原で折り返しました。
駅の周りは住宅地で、店は見当たりません。
ただ、福井鉄道に乗り入れる列車の終点になっています。
ここで、折り返しの福井行きに乗りました。
私と入れ違いに降りた小さい男の子に、アテンダントさんは手を振りました。
こういう関係、良いですねえ。
買ったのは、もう1種類のキーホルダー500円です。
 
【6】3本目・・・福井口13:59→→松岡14:15
「えちぜん鉄道」の2方向の路線は、福井駅の少し手前・福井口駅で乗り換えられます。
13:58着で、13:59発に乗れるのか不安でした。
でも、ホームの対面乗り換えで、待ってくれました。
この列車にもアテンダントさんが乗っていて、車内販売を利用できました。
かわいいダイカットピンズです。
松岡駅で下車して折り返します。
 
【7】4本目・・・松岡14:25→→福井14:42
あとは福井駅に戻るだけです。
この4本目の電車にも、アテンダントさんが乗務していました。
買ったのは、マグネットです。
大小4つの磁石が入っていて、300円。
 
 
【8】フォロワーさんから情報が
「えちぜん鉄道」でグッズの車内販売をしているらしい、という情報は聞いていました。
(1)グッズは、アテンダントさんから買える
(2)アテンダントさんが乗車するのは昼間で、朝と夜は乗務しないらしい
この2つは分かっていましたが、どの電車に乗れば買えるか、具体的には分かりませんでした。
そこで、何かよく分からないけど、実際に突撃することにしました。
今回のように「昼間に2往復(4本)乗れば、1回は買えるのでは?」と予測して、向かったのです。
そんな時に、「北陸で乗り鉄。5つの列車で車内販売を利用する予定です。」とブログにあまり目立たないように書いたところ、フォロワーの「こばやんさん」からアテンダント乗務列車に関する情報をいただき、安心して乗りに行くことができました。これは感謝感激です。
 
【9】無理のない車内販売
私鉄でも、主に地元住民のためにアテンダントが乗務している私鉄・第三セクター路線があります。
その代表が青い森鉄道です。
青い森鉄道では、アテンダントがカバンに入る小さめのグッズを販売しています。
ボールペンやピンバッジなら、小さいですし、半年間売れなくても劣化はしないでしょう。
えちぜん鉄道も、本来の業務に差しさわりの無い範囲で、無理なく車内販売をしているのだと思います。
青い森鉄道では、アテンダントさんを世間話の相手として長時間捕まえるお年寄りが、たびたび出現し、アテンダントさんからグッズを買うことができない事態に陥ったことがあります。この日「えちぜん鉄道」に4本乗った限りでは見かけませんでした。