若桜鉄道&一畑電車で空振り | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 関西と中国地方に乗り鉄に出かけた。

 2月22日の日曜日の朝、夜行バスで京都に着いた。プレミアムドリーム号は3列座席だから、まあ快適だったが。

 今回の乗り鉄で、車内販売をしているという断片的な情報があるが、あまりよく分からない路線が3つある。ダメ元で、このま路線3つに、実際に突撃することにした。


【1】若桜鉄道


 鳥取県の郡家と若桜を結んでいるのが第三セクターの若桜鉄道だ。郡家駅は、鳥取駅の少し南にある。

 1両編成のディーゼルカーは、ボックスシート中心で、一部がロングシートになっている。普通の車両だ。

 私は京都発の「スーパーはくと」に乗り、鳥取駅の一つ手前の停車駅である郡家で降りた。同じホームのすぐ隣に、若桜鉄道のディーゼルカーが停まっていた。

途中の停車駅には、「かかし」が作られている。「かかし」の数が一番多い終点の若桜駅は、多数の「かかし」でにぎわっていた。



 終点の若桜駅構内には、SLが停まっていた。転車台もある。来たる4月11日に乗客は乗せないものの試しに走らせるとのこと。




 この若桜鉄道は、車内販売をしていなかった。しかし、昨年の9月に山田和昭氏が公募社長に就任してから、様々な改革が進んでいる。昨年11月3日より、「スーパーはくと1号」と接続する郡家10:07発の列車は、「若桜谷観光号」という名称で、車内で観光案内がある。

 この日は、ベテランの方と学生の方の2人が、地元の観光案内をしてくれた。


 車内販売をしている様子はなかったので、車掌さんに尋ねた。すると、「若桜谷観光号」では車内販売をしている日もあるが、この日は車内販売をしていないとのこと。どんな日にしているかは、何とも言えないそうだ。この地域には、めったに来れないだけに、残念無念。

 終点の若桜駅では、グッズを売っていたので、買う。クリアファイル2つと、鉛筆だ。




【2】スーパーはくと


 「スーパーはくと」では、数年前に車内販売が廃止された。車内販売はないが、若桜鉄道に向かう手段として、乗ることになった。


 どうせ乗るなら、京都から先頭の展望席を狙うことにした。鳥取・倉吉行の先頭は、自由席だ。周遊きっぷ京阪神ゾーンがあったころは、何度か利用した手法だ。



 京都駅発車20分前に並んで先頭を確保できた。

 複々線区間は、反対側から走ってくる列車の本数が多く、迫力が違う。これは、たまらない。

 座席のカバーには、名所の絵が描かれている。写真は鳥取砂丘。この他、宮本武蔵生誕地、智頭町の石谷家がある。

 車内販売はないが、自動販売機はある。私は、ドデカミンを買う。缶コーヒーは、ほぼ130円だから、高くはない。



【3】一畑電車

 島根県の私鉄・一畑電車では、車内販売は実施していないようだ。ただ、観光列車も走っていても、アテンダントさんも乗務しているので、足を伸ばすことにした。



 出雲市発の急行に乗った。縁結びのイメージの車両だ。1両目には8人乗っていたが、男女3組が手をつないで座っていた。

 車両の床は、あみだくじのような模様。



 新型車両が川跡駅に来たが、乗れなかった。仕切りのあるボックスシートだが、乗り換えの関係で時間がギリギリで、じっくりは見られなかった。

 

 一畑電車のアテンダントさんは、乗り換えの案内、窓から見える観光案内を聞き取りやすく案内してくれた。青い森鉄道のように、お釣りを入れるカバンの中に小さいバッジでも入れて、販売してくれると有難いのだが。



【4】境線
 米子駅で乗り換え町の間、境線のディーゼルカーをチェックした。

 ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが描かれている。

 座席のボックスシート部分の柄はも、こんな感じ。

 

 ロングシート部分と、トイレはこんな感じ。

 この日は、一度も車内販売を利用できなかった。

 東京から、京都行夜行バス「プレミアムドリームカー」、「スーパーはくと」、「若桜鉄道」「快速とっとりライナー」、「一畑電車」、そして「やくも」で岡山で一泊した。

 一度も利用できなくて、「何のために来たんだこりゃ?」という気持ちにもなったが、2日目以降、たくさん利用したから、まあいいや。

 もう一つの「車内販売しているか分からない路線」は、近いうちにまた。