私の仕事は、学習塾などで中学受験指導をすることです。
入試まで3か月になり、かなり無理して仕事を入れました。
そのため、あと2か月は休日が全くありません。
12月26.27日の「伊予灘ものがたり」ラストランに駆けつけるまで、仕事がない日は1日もないのです。
まあ1日4時間だけ仕事をすれば良い日も多いですから、体力的には楽ですが。
そんな時期に、突然休みになりました。
土曜日の夜に、翌日の日曜日の仕事が急遽消滅したのです。
さあ、どこに行こうか?
前日では「伊予灘ものがたり」に突撃するのは無理です。
そこで、「定番ルート」を回ることにしました。
ろくもん→小諸→ハイレールです。
【1】新幹線で軽井沢へ
新幹線に乗って、「ろくもん1号」が発車する軽井沢に向かいます。
「はくたか」に上野駅から乗って、自由席の窓際に座れました。空いています。
ただ、この1週間ほどで、急に人出が増えてきたのを実感しています。
来週だと混雑しそうな気がします。
休日お出かけパスの方が、少し安いと分かり購入しました。
新幹線の自動改札は優秀で、次の2つを投入したらピポーンと閉まってしまいました。
「自由席特急券」上野→軽井沢
「休日お出かけパス」上野→本庄早稲田の乗車券相当
そこで、「本庄早稲田→軽井沢の乗車券」を含めて3枚投入したら、問題なく改札を通れました。
【2】凄腕販売員
「はくたか」ですから車内販売があります。
「りんごジュース」と「ワッフル」の2点を購入しました。
この販売員さん、凄腕販売員でした。
後方の1号車からワゴン販売をスタートさせたのです。
上野駅を発車して1分後に、自由席2号車に来たのです。
昔は準備室スタートではなく、車両の端からスタートする販売員がいましたが、ここ3年くらい見たことがありません。
ワゴンに載っている品の案内も的確で、私が車内販売のマニアだとすぐ気づいたようで、細かい説明をしてくれました。
【3】ろくもん指定席
しなの鉄道の「ろくもん1号」に乗りました。
何せ、前日夜に出かけることが決まりましたので、食事つきプランは無理。
指定券もネット予約できる時間を過ぎていました。
満席の可能性もあったのですが・・・席は空いていました。ラッキー!
今回は上田駅までの乗車です。
知っているアテンダントさんの皆さんから、挨拶されました。
安い指定席プランなのに、少し恐縮してしまいます。
雲が出ていて、浅間山は見えません。
軽井沢駅で、買った「ナガノパープル」と「サラミ」です。
昼食は決まっているので、今回はこれだけです。
お土産に、チョコレート「ピーカンナッツ」です。
美味しいのですが、1000円と高くて量が少なめなのが、玉にキズ。
【4】小諸駅
上田駅で「ろくもん」を手を振りながら見送り、小諸駅に戻りました。
できたばかりの駅そば店「清野商店」に行くのが目的です。
天玉そば500円をいただきました。
小諸の駅そばの話はこちら↓
同じく小諸駅の駅舎内にある「小諸のまど」でコーヒーを飲みました。
柿と栗の和菓子は、眼を楽しませてくれます。
【5】ハイレール1375
小諸駅から「ハイレール1375」に乗りました。
年に3~4回乗っています。
こちらのアテンダントさんも、「また御乗車ですね」と言っていただきました。
やはり、顔なじみの店、じゃなかった「列車」は落ち着きます。
珍しくて買ったのは、山梨のワインです。
飲みやすく、美味しいワインです。
アイスコーヒーも買いました。
小淵沢でホットコーヒーを作るようで、小諸発の2号ではホットコーヒーは販売無しなのです。
まあこれは、コーヒー淹れて4時間経ったのを売るより、良心的ではありますが。
【6】野辺山駅の天井
野辺山駅の駅舎の天井には、星空が描かれています。
普段はこんな感じです↓。星はよく見えません。
でもストロボを光らせると、このように輝きます。
星座が見えるのです。
ただ、残念なことに、この日はスマホしか持っていない人が大半で、星座が見えません。
そこで私も何回か、意図的に光らせて見えるようにしましたが、良い対策は・・・うーん。
ちなみに2号車の車内にも、小さなプラネタリウムがあります。
【7】小淵沢駅で駅弁
最後のカーブを曲がって、小淵沢に着きます。
ちょうど「あずさ」が走っていました。
予定では、「あずさ」で帰る予定でした。
野辺山駅の指定券券売機で指定を取ろうとしたら、ハイレール2号に接続する「あずさ46号」が取れませんでした。
普通列車に乗ると、「あずさ46号」には間に合わないので、取れないように規制がかかっているようです。
小淵沢で取ろうとしたら、通路側もほぼ満席。
さあどうしよう。
中央線は、特急が満席でも普通列車はたいてい空いています。
高尾乗り換えが必要ですから、中長距離を普通列車という人は少数派です。
そこで、普通列車なら、小淵沢駅の駅そばで「山賊そば」を食べることにしました。
ところが、10人ほどの試合帰りと思われる高校生が駅そばに殺到。
その後だと、普通列車に間に合うかギリギリになりそうでした。
そこで駅弁を車内で食べることにしました。
小淵沢始発で空いています。
「元気甲斐」というダジャレですね。
2段重ねで1780円。
カラダには良さそうでボリュームもある駅弁ですが、ちょっと華やかさがないのが難点だと感じます。
甲府からは混みそうなので、パパっと食べました。
小淵沢から新宿までの特急料金2240円が浮きましたので、ちょっと得したかなという気分です。
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東海道新幹線でのお酒の販売が再開されました。
山陽新幹線の車内販売も、一部限定ながら再開です。
これで大半の車内販売が復活したことになります。
東武と小田急の車内販売が(あと数年続くと予測していたのに)打ち切られるなど、かなりダメージを受けた部分はあります。
複雑な思いです。