「ろくもん指定席」から「ハイレール」へ | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

私の仕事は、学習塾などで中学受験指導をすることです。

入試まで3か月になり、かなり無理して仕事を入れました。

そのため、あと2か月は休日が全くありません。

12月26.27日の「伊予灘ものがたり」ラストランに駆けつけるまで、仕事がない日は1日もないのです。

まあ1日4時間だけ仕事をすれば良い日も多いですから、体力的には楽ですが。

 

そんな時期に、突然休みになりました。

土曜日の夜に、翌日の日曜日の仕事が急遽消滅したのです。

 

さあ、どこに行こうか?

前日では「伊予灘ものがたり」に突撃するのは無理です。

そこで、「定番ルート」を回ることにしました。

ろくもん→小諸→ハイレールです。

 

【1】新幹線で軽井沢へ

新幹線に乗って、「ろくもん1号」が発車する軽井沢に向かいます。

「はくたか」に上野駅から乗って、自由席の窓際に座れました。空いています。

ただ、この1週間ほどで、急に人出が増えてきたのを実感しています。

来週だと混雑しそうな気がします。

休日お出かけパスの方が、少し安いと分かり購入しました。

新幹線の自動改札は優秀で、次の2つを投入したらピポーンと閉まってしまいました。

「自由席特急券」上野→軽井沢

「休日お出かけパス」上野→本庄早稲田の乗車券相当

そこで、「本庄早稲田→軽井沢の乗車券」を含めて3枚投入したら、問題なく改札を通れました。

 

【2】凄腕販売員

「はくたか」ですから車内販売があります。

「りんごジュース」と「ワッフル」の2点を購入しました。

この販売員さん、凄腕販売員でした。

後方の1号車からワゴン販売をスタートさせたのです。

上野駅を発車して1分後に、自由席2号車に来たのです。

昔は準備室スタートではなく、車両の端からスタートする販売員がいましたが、ここ3年くらい見たことがありません。

ワゴンに載っている品の案内も的確で、私が車内販売のマニアだとすぐ気づいたようで、細かい説明をしてくれました。

 

【3】ろくもん指定席

しなの鉄道の「ろくもん1号」に乗りました。

何せ、前日夜に出かけることが決まりましたので、食事つきプランは無理。

指定券もネット予約できる時間を過ぎていました。

満席の可能性もあったのですが・・・席は空いていました。ラッキー!

今回は上田駅までの乗車です。

知っているアテンダントさんの皆さんから、挨拶されました。

安い指定席プランなのに、少し恐縮してしまいます。

 

雲が出ていて、浅間山は見えません。

軽井沢駅で、買った「ナガノパープル」と「サラミ」です。

昼食は決まっているので、今回はこれだけです。

お土産に、チョコレート「ピーカンナッツ」です。

美味しいのですが、1000円と高くて量が少なめなのが、玉にキズ。

 

【4】小諸駅

上田駅で「ろくもん」を手を振りながら見送り、小諸駅に戻りました。

できたばかりの駅そば店「清野商店」に行くのが目的です。

天玉そば500円をいただきました。

小諸の駅そばの話はこちら↓

 

同じく小諸駅の駅舎内にある「小諸のまど」でコーヒーを飲みました。

柿と栗の和菓子は、眼を楽しませてくれます。

 

【5】ハイレール1375

小諸駅から「ハイレール1375」に乗りました。

年に3~4回乗っています。

こちらのアテンダントさんも、「また御乗車ですね」と言っていただきました。

やはり、顔なじみの店、じゃなかった「列車」は落ち着きます。

珍しくて買ったのは、山梨のワインです。

飲みやすく、美味しいワインです。

アイスコーヒーも買いました。

小淵沢でホットコーヒーを作るようで、小諸発の2号ではホットコーヒーは販売無しなのです。

まあこれは、コーヒー淹れて4時間経ったのを売るより、良心的ではありますが。

 

【6】野辺山駅の天井

野辺山駅の駅舎の天井には、星空が描かれています。

普段はこんな感じです↓。星はよく見えません。

でもストロボを光らせると、このように輝きます。

星座が見えるのです。

ただ、残念なことに、この日はスマホしか持っていない人が大半で、星座が見えません。

そこで私も何回か、意図的に光らせて見えるようにしましたが、良い対策は・・・うーん。

ちなみに2号車の車内にも、小さなプラネタリウムがあります。

 

【7】小淵沢駅で駅弁

最後のカーブを曲がって、小淵沢に着きます。

ちょうど「あずさ」が走っていました。

予定では、「あずさ」で帰る予定でした。

野辺山駅の指定券券売機で指定を取ろうとしたら、ハイレール2号に接続する「あずさ46号」が取れませんでした。

普通列車に乗ると、「あずさ46号」には間に合わないので、取れないように規制がかかっているようです。

小淵沢で取ろうとしたら、通路側もほぼ満席。

さあどうしよう。

中央線は、特急が満席でも普通列車はたいてい空いています。

高尾乗り換えが必要ですから、中長距離を普通列車という人は少数派です。

 

そこで、普通列車なら、小淵沢駅の駅そばで「山賊そば」を食べることにしました。

ところが、10人ほどの試合帰りと思われる高校生が駅そばに殺到。

その後だと、普通列車に間に合うかギリギリになりそうでした。

そこで駅弁を車内で食べることにしました。

小淵沢始発で空いています。

「元気甲斐」というダジャレですね。

2段重ねで1780円。

カラダには良さそうでボリュームもある駅弁ですが、ちょっと華やかさがないのが難点だと感じます。

甲府からは混みそうなので、パパっと食べました。

小淵沢から新宿までの特急料金2240円が浮きましたので、ちょっと得したかなという気分です。

 

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東海道新幹線でのお酒の販売が再開されました。

山陽新幹線の車内販売も、一部限定ながら再開です。

これで大半の車内販売が復活したことになります。

東武と小田急の車内販売が(あと数年続くと予測していたのに)打ち切られるなど、かなりダメージを受けた部分はあります。

複雑な思いです。