今回は、オシャレなフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」に乗った話。
JR西日本の観光列車「etSETOra(エトセトラ)」に乗りました。
この話はこちら↓
広島駅で降りて、翌日の朝までに四国・松山で「伊予灘ものがたり」に乗ります。
どうやって瀬戸内海を渡って広島から松山に行くかですが、
「広島~松山のフェリー」か「尾道~今治のバス利用」の2択です。
瀬戸内海を渡るのに最適なのは、広島港から松山までのフェリーです。
石崎汽船フェリー 4500円
広島港(宇品)17:15発、松山観光港19:55着
このフェリーを選んだ理由は3つあります。
★1つ目は、比較的安く、速いためです。
尾道今治ルートを使うと、時間がかかり高くなります。
特急を使わなくても5550円と高いのです。
★2つ目は、フェリーが新型でカッコイイ「シーパセオ」だからです。
■新しい船体
「SEA PASEO(シーパセオ)」は、2019年8月に就航したフェリーです。
「シーパセオ」とは、「海の遊歩道」という意味だそうです。
従来のフェリーに比べて、座席や施設は明らかに上だと思いますが、同じ料金で乗れます。
今回は、「エトセトラ」を広島で降りて、ちょうどよい時間に運航していました。
ですから、迷わず「シーパセオ」に乗ることにしました。
ただ、乗り込むのがギリギリで、良い写真が撮れなかったのは残念です。
ちなみに、私が今回乗ったのは瀬戸内海汽船「シーパセオ」ですが、
「シースピカ」という同じ会社の別の観光船も運行しています。
1階は自動車を運ぶスペース、2階は客室、3階は風を受けるデッキになっています。
■最上階・3階「シャインデッキ」
3階は「シャインデッキ」(屋上展望公園)となっています。
景色が良く、風を感じられる場所です。
2階の一部も、風を受けるスペースです。
ただし、この日は夕方とはいえ暑くて日差しが強く、冷房の効いた室内にほぼ全員入っていました。
もう少し涼しかったら、風を受けながら、夕日が沈む光景を眺める人が多いのでしょうけど。
■2階・客席「パッセンジャーデッキ」
2階は冷房が効いた室内で、快適でした。
驚いたのは、オシャレな座席が何種類も用意されているのです。
会津鉄道の「お座トロ展望列車」なら、お座敷・トロッコ車両・展望車の3つですが、
「シーパセオ」は、2階だけで8種類が用意されているのです。
今回は4連休でしたから、そこそこ混雑していましたが、空いていたら、あっちに座って、飽きたら別の席に移ってと楽しめます。
★パノラマカウンター
海を見られるカウンター席です。
直射日光が当たり暑いので、利用者はいませんでした。
★リフレッシュラウンジ
飲食もしやすい席です。
★ひき波のHANARE
船の後方のソファー席です。スマホの充電ができるのもポイントです。
★OZASEKI(お座席)エリア
スリッパに履き替えてくつろげます。小さい子どもを寝かせられるので家族連れに人気です。
★GORONEエリア
文字通り「ごろ寝」ができる場所です。
靴を脱いでくつろげる場所は、圧倒的に人気がありました。
★リラックスシート
船の前方にあります。
■先頭から眺める風景
最前部のパノラマソファが、がら空きでした。
そこで私は「先頭かぶりつき」をしました。
大きな橋をくぐります。
途中狭い場所を急カーブしました。
たまにデッキに出たところ、日が沈む光景が見れました。
伊予灘とは違いますが、美しい光景です。
■船内販売
「シーパセオ」の中では、飲食の提供もあります。
まず自動販売機で、飲み物が買えます。
300mL程度のお茶やファンタが130円ですから、高くありません。
隣にはアイスの販売機もあります。
売店では、お菓子屋お土産品が売られています。
「もみじ饅頭」「呉いか天」「広島かき醤油せんべい」「船印帳」など
私は、車内販売、じゃなかった「船内販売」で珍しいものを買おうと思いました。
目についたのは、パフェです。