今回は「東海道新幹線乗り放題&お好きなホテルと組み合わせてMYワーケーション」の話。
JRの旅客会社では、JR東海だけは「特急の乗り放題切符」をほとんど販売してきませんでした。
東海道新幹線は、年間を通して安定したビジネス客が利用するため、閑散期に割引切符を販売して利用してもらおうという戦略を採る必要はなかったのです。
ところが、新型コロナの影響なのか、
東海道新幹線に乗り放題の切符が販売されています。
「東海道新幹線乗り放題&お好きなホテルと組み合わせてMYワーケーション」です。
ホテルチェーンの宿泊と、東海道新幹線の乗り放題切符をセットにした旅行商品です。
最も利用しやすい「7日間で1人利用」を例にすると、こうなります↓
「東海道新幹線が7日間乗り放題」で
「東急ホテル6泊」がセットだと、
普通車指定席利用で9万5000円、グリーン車利用で11万0000円です。
※2人が同じ部屋に宿泊ですと、普通車指定席で8万0000円、グリーン車で9万5000円になります。
※他に「都ホテル」「プリンスホテル」「JR東海ホテル」も、料金は異なりますが選択できます。
宿泊ホテルは全て同じチェーンにする必要があります。
※同じチェーンであれば、日によって宿泊先を変えられます。
昨日は名古屋泊、今日は東京泊、明日は大阪泊というように宿泊地を毎回変えられます。
※利用期間は5/6から7/20の間。
※「6泊7日」以外にも、「13泊14日」と「20泊21日」も販売しています。
※申し込みは、インターネット限定で、1週間前まで。指定券の発行は当日でもOK。
※ホテルの一部日程を放棄する「不泊」は、ダメのようです。
公式サイトの案内はこちらです↓
これ、激安でしょ。
「東急ホテルズ6泊7日・グリーン車乗り放題11万0000」で考えると・・・
東急系列のホテルなら、閑散期でも6000円以上でしょう。
6000円×6泊=3万6000円となり、東海道新幹線の部分が7万4000円以下になります。
東京から新大阪の片道「のぞみ」グリーン車は、1万9540円ですから、2往復しただけで個々に支払うより安くなります。
私は「乗り鉄」ですが、ホテルでまったりと時間過ごすのが好きです。
「東横イン」や「ルートイン」のような普通のビジネスホテルに泊まった場合でも、観光しないでギリギリまでホテルに滞在しようと予定を変えることが結構あるのです。
そして何より、現在は東海道新幹線以外は車内販売を休止していると言ってもよい状況です。
新型コロナの影響で、「はやぶさ」「とき」「あずさ」等のJR東日本の列車は車内販売休止中です。
東武スペーシアも車内販売休止、山陽新幹線も休止です。
一部の観光列車は続いていますけど。
東海道新幹線に乗り放題ならば、車内販売を利用し放題なのです。長期間、車内販売とは無縁の生活で禁断症状が出ています。利用できるのは、この時期に非常にありがたいです。
と、いうことで、利用することにしました。
乗りまくろうと思えば、東京~新大阪間を1日3往復できます。
7日間だと3×7=21往復が可能です。
でも「ワーケーション」、つまり「ワーク(働く)」「バケーション(休暇)」を混ぜるのが趣旨だそうです。
ホテルで滞在することも好きですので、1週間で10往復程度の利用を予定しています。
最近、東海道新幹線は空いていて、密とは遠い状態です。
酒は車内販売していませんし、持ち込みもしない1人乗車です。
↑2021年4月撮影のグリーン車。
1週間乗り放題ですと、胃腸が心配になります。コーヒーを1日何杯も飲んで、野菜を採れない偏った食生活が続きます。
出かける前は、胃腸に優しい牛乳を飲んで、胃腸を整えます。
もちろん、マスクして、1日に約10回手指消毒など、対策とります。