東海道新幹線で神泡ビールを飲む | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

関西に出張することになった。
往復の新幹線代は支給される。東海道新幹線は、車両が単調なこともあり、やや魅力に欠けるのだが、今回はぜひとも乗りたかった。
なぜ乗りたかったのか?
それは「神泡ビール」が飲めるからだ!

東海道新幹線では、2月6日から4月2日まで、サントリーのプレミアムモルツ缶ビールに、絶妙な泡立ちを立てられる機械を使用したビールの車内販売を行う。

販売員が、大きなカゴにプレミアムモルツを入れて、車内を売り歩く。注文があったら、絶妙な泡が出せる機械を使って、コップに注ぐわけだ。
おつまみ付で、ジャスト500円。
挑戦的、斬新な企画と言える。
 
神泡ビールが買えるのは、東京発16:30~17:30の「のぞみ」49号、51号、53号、245号、55号の5本。そして、販売員は名古屋で降りて、名古屋発18:32~19:32の東京行き「のぞみ」42号、44号、46号、138号、48号で折り返す。
私の関西出張は、行きは東京を午前中に出る必要があるから、帰りに利用するしかない。強引に時間を合わせて、神泡ビールを販売する「のぞみ」に指定席を取った。
 
東京行き「のぞみ」に乗車した。
情報では、8号車グリーン車から先頭16号車に向かい、その後に1号車に進むそうだ。そこで、普通車で最初に来る11号車に席を選択した。写真を撮りやすい通路側をあえて確保した。
「のぞみ」が名古屋を発車した。
車掌が放送で、神泡ビールの宣伝をしてくれた。よしっ、予定通り買えるぞ。
そして11号車に販売員がやってきた。小柄な販売員だけど、大きなカゴを抱えている。
左右の客の方を交互に見て、笑顔でゆっくり進む。車内販売の技術と心構えを持った立派な販売員だな。
私の横にカゴが来た。
思わず「待ってましたっ!」と、つぶやいてしまった。
「ビールください(^^♪」と500円玉を差し出した。
小さな機械を缶ビールに取り付け、プラスチックのカップに注ぐ。
絶妙な泡にするため、注ぐのに結構時間がかかる。
うまそうな泡が、カップに注がれる。
のみて~っ!
まずは一口。
うまいっ!ビール最高ーっ!
実は、この日三杯目のビールだけど、美味いものは何杯でも、美味しい。
先ずは、ひとくち。あ~、体にしみこんでくる。
大好きな車内販売、それも腕の良い素敵な販売員(パーサー)から買えたのだから、美味しく感じるや。なおかつ、交通費の自己負担なしだから、「高い交通費払ったから何としても利用しなくては」というセコイ?気持ちにはならなくて超ハッピーだ。
なお「神泡ビール」は一杯500円だが、おつまみも付いている。
ブルボンのチーズおかきで、神泡ビール柄のコラボパッケージになっている。
更に、プラスチックのコップは、神泡ビールと、JR東海のロゴが入った特製カップだ。これも、雰囲気を出している。
12号車以降で多く注文があったようで、16号車から折り返して11号車に戻ってくるのに時間がかかった。1号車までは到着するのは、熱海通過くらいになったかもしれない。早く飲みたいなら、1号車から7号車は避けて、グリーン車か、普通車の10号車11号車あたりがお勧めとなる。
この「神泡ビール」は、4月2日までの東京から名古屋間で、5往復の新幹線限定で販売される。
 
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例年、3月のダイヤ改正前後は、アクセス数が増えるのですが、今年は減っています。
理由の1つは、時間が十分に取れずに、記事の更新がなかなかできなかったため。
もう1つは、検索数が減っていると思われるためです。普段は「車内販売」とヤフーやグーグルで検索すると、3番目くらいに当ブログ「車内販売でございます。」が出ます。しかし、近頃は車内販売廃止のニュース記事が上位に大量に表示され、「車内販売でございます。」は、かなり下になってしまいました。
3月19日は、更に減って2800くらいになる見込みです。
他の鉄道ブログより、検索でたどり着く方が多い(らしい)のが、当ブログの特徴です。
いずれにしろ、関西乗り鉄で、書きたい内容が大量にできましたので、ペースを上げて書いていきます。