大牟田の路面電車204号がカフェに | 車内販売でございます。

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西鉄の大牟田駅を降りると、すぐ目の前の場所に、路面電車が置かれています。

今回は、この路面電車204号の話。

(写真は2020年8月撮影)

この路面電車は、第二次大戦中の1943年に製造された車両だそうです。

福岡県大牟田でも活躍した車両で、市民の運動があり、静態保存されています。

昨年(2020年)8月は、車内にも入ることができました。

資料が置かれていましたが、基本は昔のままでした。

 

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この大牟田の204号電車ですが、この4月上旬には生まれ変わっていました。

まず目立ったのは、整備が進み、屋根がついていたことです。

入り口に花が飾られているのは、3月下旬にカフェが開店したためです。

長年活躍してきた路面電車を有効活用して、より親しまれるようにするために、車内でコーヒーとスイーツの店が開店したのです。

車内にはお客さん2人レジ待ちで、盛況でした。

フルーツサンドが各種、並んでいます。

美味そうです。

「hara harmony coffee」という店です。

地元の名店「コーヒーサロンはら」の風味を継承しているそうです。

西鉄からJRに乗り換える時間が十分に余裕があるわけではなかったので、

私はスイーツのサンドの持ち帰りをすることにしました。

このあとに乗った観光列車の中で、フルーツサンドをいただきました。

いちご490円です。やや高いものの、値段に見合った美味しさです。

 

文化財とも言える鉄道車両は、保存するための経費はかなり必要です。

そのために、保存車両を有効利用する取り組みを考えるのも良いのかなと思います。