昨年2020年6月に、あいの里とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」に乗車しました。
その後で、「とやま絵巻」車両に乗りました。
今回は「とやま絵巻」に乗った話。
【1】とやま絵巻とは?
「とやま絵巻」は、3両編成の電車です。
国鉄当時からある普通列車に、富山県の有名なものを車体や座席に描いたラッピング車両、という説明が適切だと思います。
今までにはイベント列車として運転されたことがありますが、普段は地元の通勤・通学・買い物などの乗客を乗せて走ります。
先頭のマークは、富山県の形をデザインしたもののようです。
【2】車体に特産物
「とやま絵巻」の車体には、富山県の特産物や観光地が描かれています。
↑入善ジャンボスイカです。
大きなスイカが特産物なのですね。
↑越中だいもん凧まつり(左)と、チューリップ(右)です。
30年くらい前に、北陸ワイド周遊券を使って、砺波チューリップフェアに出かけたことがあります。
夜行の座席急行「能登」で寝不足でしたが、すごくキレイだったのを覚えています。
↑越中おわら風の盆
夜に臨時列車が出るので、何だ?と思っていましたが有名なんですね。
↑五箇山の合掌造り集落
↑呉羽梨
これは知りませんでした。
この他にもいろいろなものが描かれています。
富山駅では、柱と屋根の関係で、うまく撮りにくいです。
【3】座席も
「とやま絵巻」車両は、座席も独特の柄です。
3両とも別の色の座席です。
座席はボックスシート中心で、一部ロングシートが混ざっています。
上の写真は水色、舌の写真は緑色です。
ともに、車体と同じ柄が入っています。
そして、青いシートの車両では、柄がカラフルです。
この青いシートに乗りたくなりました。
ロングシート部分も、同じ柄です。
おや?と感じたのは、つり革です。
よく見ると、つり革の1つが、何とハート形でした。
これは素敵ですね。
他の路線でも、ハート形のつり革がありました。
その記事はこちら↓
地元・富山県が出資した第三セクターだけあって、富山県の魅力をアピールするラッピング車両は、良い取り組みだと思います。
車両の外型だけでなく、座席の柄までそろえて凝ったのですから、もっとイベントなどで活用できるのではないかなと思います。
まあ、新型コロナ収束後の話になるのでしょうけど。
一万三千尺物語の話、3回に分かれていますが、こちらから↓