「北信濃ワインバレー列車」で素敵な接客~長野電鉄 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

長野駅から須坂駅を通って湯田中駅まで走る長野電鉄。

土曜日曜には、観光列車「北信濃ワインバレー列車」が1往復運転されます。

今回は「北信濃ワインバレー列車」の話

 

【1】元小田急ロマンスカーの車両

長野電鉄の特急は、元成田エクスプレス車両と、元小田急ロマンスカー車両を使用しています。

特急料金が必要ですが、100円の追加で乗れますから、地元の人も気軽に乗れる金額だと思います。

この元小田急ロマンスカー車両が、1日1往復「特急ゆけむり~のんびり号~」として運転されます。

景色が良い場所で徐行するなど、他の列車より時間をかけて走ります。

 

【2】予約制の「北信濃ワインバレー列車」

その「特急ゆけむり~のんびり号~」は、土曜休日には「北信濃ワインバレー列車」として運転されます。

4両編成の1両だけ、予約制でワインが飲める観光列車となります。

1人でも4人でも、4人掛け席を割り当てます。そのため3~4人だと1人6000円ですが、1~2人だと1人7000円と若干割高になります。(現在は長野県から3000円の補助金が出て、1人申し込みだと4000円で乗れます)

申し込みは、長野電鉄のホームページから。

(千曲川を徐行して走る時の写真↑)

この車両は、座席が豪華に見えます。

大き目のテーブルもついていて、料理やワインも載せられます。

ただ、4人で利用すると、狭いかな。

カウンターには、ビニールシートがかかっています。

 

【3】車内の様子

車両の中央にワインのカウンターがあり、係の人が待機しています。

カウンターに行って、飲みたいワインを伝えると、ワイングラスに注いでくれます。

ワインは6種類揃っています。

私はワインの銘柄に詳しくありませんので、テキトーに頼みます。

ワイングラスは、プラスチック製です。

揺れる車内ですから、ガラスは厳しいでしょう。

100周年コースターは、お宝です。

ワインの後は、ジュースをいただきました。

ワインの後は、ジュースをいただきました。

 

【4】ワインに合う料理

席には、あらかじめ折詰が用意されています。

ふたを開けると、ワインに合う料理が入っています。

腹の足しになる品は少なく、ワインが進む料理と言えるでしょう。

(茄子は嫌いだぁ)

ワイン飲み放題と料理だけでなく、運賃&指定席特急料金も全部含んで、今回は4000円に割引ですから、相当安いです。

上の写真は、片道を特急に乗った時の切符。片道乗るだけで1290円かかります。

 

【5】小布施駅で小休止

途中の小布施駅では、数分停車します。

トイレが無いので、トイレタイムです。

私はトイレに行ってすぐ、買い物をしました。

買ったのは、これです

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栗アイスです。

駅舎の売店で、栗が入ったアイスを買いました。

小布施周辺は、栗が採れるのです。

前回乗った際に、慣れた乗客2人が食べていたので、食べたかったのです。

 

【6】車内販売

長野電鉄には、A特急、つまり昼間に走る停車駅が少ない特急では、車内販売が行われます。

たとえば権堂~須坂間は停車駅が無いので、車掌はその間に車内を巡回してグッズの販売をするのです。

往きの女性車掌さんは、たくさんグッズを持ってきました。

実用品が良いので、ハンカチを買いました。

3種類の柄が入っていましたが、うち2種類は私のパンツの柄とほぼ同じなので、消去法でこの柄となりました(^^♪

 

帰りの「北信濃ワインバレー列車」では、ようかんを買いました。

エリンギ寿司は、次の観光列車でも食べるため自制しました。

 

【7】接客水準が大幅アップ

もともと長野電鉄は、須坂まで用事で出かけることが多く、今まで20回以上も乗ってきました。

若干不愛想な職員さんが目立ちました。まあ普段の仕事は、安全第一で、料金のミスなどをしないのが最優先ですから、笑顔で親切より大切なことがありますが。

ところが今回は、往復の車掌さん、ワイン担当の方、湯田中駅の職員さんはじめ、みんな親切に応対してくれました。

ワインを注いでくれた方は、普段は運転士だそうで、そういう方も、丁寧な応対をしてくれて感激しました。

全社挙げて、何か取り組んだのでしょうか? 偶然とは思えません。

いくらワインが美味しくても、3000円引きでも、接客応対がイマイチなら満足度が高くなりませんが、今回は定価通り7000円だったとしても満足感がある乗車でした。

 

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現在仕事などで、かなり多忙です。

ブログの記事を書く時間が、なかなか取れません。気分的にも疲れています。

そのため書きやすい記事、疲れていても書くエネルギーが出る記事から、書こうと思います。

そのため、いろんな列車の記事を、とびとびでアップします。ご了承ください。