長野電鉄の「ワインバレー列車」に乗った話。
料理とワインは、前回の記事にまとめた。
今回は、駅や車内販売などの話。
【1】湯田中駅
私は途中の須坂までは約20回、信州中野までは2回乗ったことがある。しかし、終点の湯田中に行くのは初めてだ。
湯田中駅は、列車が1本しか入れないホームだ。
現在は使われていないが、昔の駅舎が保存されている。急行信州から分割した編成、かなり昔だなあ。
旧駅舎の前に、足湯がある。私も入って足を温めた。
【2】小布施駅
長野電鉄の車両には、元ロマンスカーや元成田エクスプレスも含め、トイレが無い。
そこで、「ゆけむり~のんびり号」は、途中の小布施駅で、トイレ休憩をとる。
昔の特急車両が、停まっている。「ながでん電車の広場」だ。
地元の特産品を、ホームで販売している。
美味しそうなさくらんぼ、250円で買った。代金は、駅の係員に払う。
旅行会社の添乗員と乗客のひとりは、ソフトクリームを食べていた。名物なのかな?
【3】車内販売《特急ゆけむり~のんびり号~》
ワインを飲んでいる途中で、車内販売が来た。
えりんぎ寿司と、野沢菜おやきを購入。出された料理は少なめだから、もう少し食べたかったのだ。
えりんぎ寿司は、そんなに美味というわけではないが、長野電鉄に乗ると、買いたくなるから不思議だ。
【4】車内販売《A特急》
昼間に走る停車駅が少ない特急「A特急」では、車内販売がある。
七味唐辛子と甘納豆は、昔から売っている。
方向幕タオル、ながでんロールシールは、初めて見た。
このように、ビニールに入れて、車掌さんが車内を回る。この日は、シッカリ声を出していたが、中にはほぼ無言で回る人も。
【5】成田エクスプレス車両
小布施駅では、成田エクスプレス車両とすれ違った。懐かしいなあ。
屋代駅で線路がつながっていた時は、JRから長野電鉄に運ぶのは簡単だった。今は、運ぶのに、多額の費用が必要なのかなあ。
【6】ワイン列車・申込
「北信濃ワインバレー列車」は、長野電鉄のホームページから、クレジットカードで申し込みできた。
送られてくるメールをプリントして、長野電鉄の窓口に出す。すると、切符や案内と引き換えられる。
私は《上り》の湯田中11:25発の「北信濃ワインバレー列車」に申し込んだ。
ところが長野駅の窓口に寄ると、《下り》の長野13:06発に申し込んだことになっていると言われた。
結果的には、長野電鉄側の手違いだったと謝罪があり、座席に余裕があったこともあり、予定通り乗ることができた。
ただ、乗れないかもしれない不安な気分で湯田中に向かうのは、すごくしんどかった。
そして、記念切符仕様の乗車券無しで乗ることになった。湯田中駅の改札入るのにも何も見せない、長野駅から出る時にも見せる切符が無いわけだ。これって、性格によっては大きなストレスになるんだよね。
現場の駅員さんやアテンダントさんは、手違いが判明してからは丁寧に応対してもらえたとは思う。
とはいえ、以前長野電鉄の応対を「バラバラ」と書いたことがあるが、あらためて別の部署のことには口出ししにくいバラバラさがある気がした。
まあ、南海の駅員や若桜鉄道の車掌からは、とんでもない対応されたから、丁寧に謝っていただいた長野鉄道は立派だけど。