「おさんぽなんよ」に乗ってきた | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

愛媛県を走る「おさんぽなんよ」に、この夏に乗ってきました。

 

【1】「おさんぽなんよ」とは

「おさんぽなんよ」は、予讃線の松山~宇和島の愛媛県南予地域を走る気動車です。

たいていは1両編成の単行で走ります。

車両は、有名な「みきゃん」をはじめとする南予のキャラクターが、多数描かれています。

地元住民の足である普通列車として運転されていますから、観光客はあまり乗りません。

でも目立つ車両で、注目を浴びます。

 

【2】かわいい前と後

「おさんぽなんよ」の先頭は、「みきゃん」と「にゃんよ」の顔になっています。

かわいいです。

下の写真は、下灘駅を発車しようとしている「にゃんよ側」です。

 

【3】車体の横

車両の中心部には、「みきゃん」と「にゃんよ」が大きく描かれています。

顔の部分が窓になっていて、外からは光の関係で見えにくいです。

でも、車内から見ると、こうなります。↓

大きなみきゃんが、のぞいているように見えます。

その横には、地元のキャラクターが並んでいます。

「はまぽん」は、伊予灘ものがたりの終点、八幡浜駅に登場することがあります。

他のキャラクターは、残念ながらあまり知りません。

 

 

【4】車内

車内の座席は、ロングシートです。

つりかわ、網棚も、普通の気動車と同じです。

トイレはありません。

1両のディーゼルカーですと、通学時間帯にかなり混雑する区間があるためと思われます。

ミカンの色と葉っぱの色の座席です。黄色もあるよ。

床には、愛媛県の地図があります。

これで「おさんぽなんよ」の「なんよ」は、愛媛県の「南予」地方だとわかります。

たとえば鬼北町といっても、観光客には場所が分かりにくいので、地図を使って分かりやすくしています。

 

そして座席ですが、座席と座席前の床には、キャラクターがセットで描かれています。

↓左は内子町の「内子座」の建物です。隣にみきゃんがいます。

 

↓左は八幡浜市の「はまぽん」、右は大洲市の「O級くん(おーきゅうくん)」です。

車内が空いていると、どのキャラクターの席に座るか迷ってしまいます。


こういう車両は、旅行先で乗ると、気分良いんです。地域の特色が伝わってくるようで素敵です。

予土線には、鉄道ホビートレインや、かっぱうようよ号が走っていて、改造する経験値が豊富だから、できたのでしょう。