新しい観光列車「志国土佐時代の夜明けのもみのがたり」の話、
車両、予約制食事に続き、『その3』です。
今回は、車内販売です。
車内で買える、飲み物、食べ物、グッズについて。
【1】カウンター販売
「志国土佐時代の夜明けのものがたり」では、車内販売はカウンターに足を運んで購入します。
アテンダントさんは、注文を取りに来ません。
2両編成の中央にありますから、遠いわけではありません。
ただ、2号車のカウンターの様子は、1号車からは直接見えません。
ですから、1号車の乗客がカウンターに買いに行ったら、行列ができていて出直す、なんてこともあり得ます。
でも、私は個人的には、買いに行くスタイルは助かります。
なぜなら、予約制食事を頼まない場合、先に飲み物を頼むのを躊躇する面があるからです。
予約制食事を頼まないと、単品でお酒や食べ物を注文します。ただ、予約制食事を頼んだ人が、食事や一緒に飲むお酒が届いていない時間帯に、食事無しの客が先んじて注文しまくるのは、気が引けるのです。
だったら、並ぶ方がすスッキリします。
【2】飲み物の販売
お酒で一番人気と思えるのが、こちら↓
■高知の地酒3種飲み比べセット1500円だっ!
列車の形をしたホルダーに、3種類の地酒が載っています。
周りの客を見ると、あちらでも、こちらでも飲んでいる人がいる人気の商品です。
わたしは日本酒が苦手なのですが、楽しませてもらいました。
今回は、この3種類です。
その他にも、日本酒を販売しています↓。
■果実酒「美丈夫 やまもも」 ソーダ割 800円
甘い酒が好きなので、果実酒ソーダ割を選びました。
適度な甘さで、見た目もキレイ。飲んで良かったです。
■果実のハイボール 800円
ハイボールは、普段は飲まないのですが、美味しそうなので頼みました。
飲みなれなくても、けっこうイケます。
メニューは、こちら↓
■地ビール TOSACO 1000円
地ビールを1000円で買いました。
ビニールのカップには、ロゴが入っています。
客がグラスを持って車内を移動するわけにはいかないので、ガラスではありません。
生ビールは、ないのかぁ。
■ノンアルコールドリンク「KUROFUNE」700円
メニューに大きく載っていたので、ノンアルコールドリンクを1つ頼むことにしました。
黒い「KUROFUNE」で、ゆずとコーラが使われています。
どれにしようか迷ったので、以前から知っている凄腕アテンダントさんに「おすすめ」を尋ねました。
すると、この「KUROFUNE」を勧められました。
他にも、コーヒー600円、しまんと緑茶250円などがあります。
【3】食べ物の販売
車内のカウンターでは、食べ物も販売しています。
予約制食事を頼んだため、あまり食べ物は頼みませんでした。
この中で、日本酒と共に買ったのは、こちら↓
■はらんぼ500円
鰹の腹にあたる部分です。これは日本酒に合うんですねえ。
酒を引き立てます。
他に、季節のスイーツも販売しています。
「季節のスイーツ600円」
「はりまやプリン500円」
「高知アイス2種450円」
カウンターに置かれているメニューです↑。
でも、飲み物が充実している割には、つまみや食べ物が少ない気がしませんか?
理由は「予約制食事」があるためもありますが、もう1つ理由があります。
いくつかの駅で、地元の人たちが、特産物を販売してくれるからです。
写真は土佐久礼駅ですが、何か所か特産物を買えるのです。
私は土佐久礼駅で、200円出して、ハランボ串を買いました。
保冷材ももらえましたから後で食べることもできますが、すぐ食べることもできます。
(一応公式的には、お茶と水以外の飲食物は、車内で食べられないのですが、駅のホームでは問題ないようです)
【4】お土産の車内販売
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」では、お土産の車内販売も行っています。
■ピンバッジ 3000円
買った1つ目の品は、バッジです。
3000円と、やや高かったのですが、これは買いでしょう。
シンプルですが、美しいバッジです。
「伊予灘ものがたり」と「四国まんなか千年ものがたり」でも買いました。
■山田まん 650円
県立山田高校商業科の3年生が作った「山田まん」です。
■オリジナル曲のCD 1300円
「志国土佐時代の夜明けのものがたり」の曲が収められています。
20日間も休み無しの最中で、まだ開封できませんが、ひと段落したら、聞きたいです。
■マスクケース 350円
すまいるえきちゃんの柄のマスク入れです。かわいいっ。
参考までに、他にもこんな品があります。
最大の魅力とも言える、駅での「おもてなし」は、また近いうちに。
■その1「車両」は、こちら。
■その2「予約制食事」はこちら。