えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」に乗った話。
前回は、車両と食事について。
今回は、下車観光で停まる「二本木駅」について。
二本木駅は、スイッチバックの駅として知られています。
蒸気機関車の時代は、坂道の駅でいったん止まると、再び発車するのが難しかったので、一度引き込み線に入ってから発車していました。その設備が残っているのです。
駅舎は明治43年ですか、年季が入っていますね。(2017年3月撮影)
「雪月花」が、二本木駅に滑り込むと、横断幕を掲げた地元の方々が歓迎してくれました。
こういうの、いいなあ。
ホームで、特産物や鉄道グッズを販売していました。
雪月花型目覚まし時計2000円、マグカップ1000円。
二本木駅バッグ2000円、クリアファイル1つ300円
ほおずきジャム900円、ほおずきサイダー400円、
よいち米3合400円、干し芋400円。地元の特産物が並んでいます。
私は、クリアファイル4枚セット1000円を購入しました。
こういう地元の人の販売、買いたくなります。
二本木駅では、車掌さんが駅舎の案内をしてくれます。
車掌さんに引率されて、てくてく歩きます。
手小荷物扱所と書かれた場所に、昔使用されていた「お宝」が保管されています。
大宮まで2700円。いつごろの運賃表でしたか。
1980年以降は、運賃があまり上がっていませんから、よくわかりません。
駅舎の中には、スタンプが置かれています。
私は雪月花のハガキを1枚頂戴して、押しました。
駅舎の中には、喫茶店のようなスペースになっています。
地元の住民が、コーヒーを注文していました。
噂の「トキ鉄カレー」540円が売られています。
私が買ったのは、手作りクッキーです。左は押したスタンプ。
感激したのは、駅舎の上の方にあった「また来てね」です。
これは、何でできているか、
分かりますか?
これです↓
左下を拡大した写真で分かると思いますが、
何と折り紙の鶴を大量に使ったものです。
これ、手間がかかるんですよね~。
二本木駅では21分停車ですが、多くの乗客は、10分で列車に戻りました。
私は駅舎の写真を撮っていると、車掌さんが「この客はマニアだな」と感じてくれたようで、
更に案内してもらえました。
駅前に、車輪が置いてあるのです。
そして、ポイントを切り替える転轍機です。
転轍機は、以前は動かせたのですが、安全を考えて固定されています。
多くの客には意味ないことでも、一部のマニアにとっては貴重な案内をしてくれるのは素晴らしい!
こういう「攻めの接客」は、見事だと感じました。
他の駅でも、見所満載の「雪月花」、
3回目も続きます。
1回目はこちら↓
https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12607790115.html