二本木駅で下車観光~雪月花【その2】 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」に乗った話。

前回は、車両と食事について。

今回は、下車観光で停まる「二本木駅」について。

二本木駅は、スイッチバックの駅として知られています。

蒸気機関車の時代は、坂道の駅でいったん止まると、再び発車するのが難しかったので、一度引き込み線に入ってから発車していました。その設備が残っているのです。

駅舎は明治43年ですか、年季が入っていますね。(2017年3月撮影)

 

「雪月花」が、二本木駅に滑り込むと、横断幕を掲げた地元の方々が歓迎してくれました。

こういうの、いいなあ。

ホームで、特産物や鉄道グッズを販売していました。

雪月花型目覚まし時計2000円、マグカップ1000円。

二本木駅バッグ2000円、クリアファイル1つ300円

ほおずきジャム900円、ほおずきサイダー400円、

よいち米3合400円、干し芋400円。地元の特産物が並んでいます。

私は、クリアファイル4枚セット1000円を購入しました。

こういう地元の人の販売、買いたくなります。

 

二本木駅では、車掌さんが駅舎の案内をしてくれます。

車掌さんに引率されて、てくてく歩きます。

手小荷物扱所と書かれた場所に、昔使用されていた「お宝」が保管されています。

大宮まで2700円。いつごろの運賃表でしたか。

1980年以降は、運賃があまり上がっていませんから、よくわかりません。

 

駅舎の中には、スタンプが置かれています。

私は雪月花のハガキを1枚頂戴して、押しました。

駅舎の中には、喫茶店のようなスペースになっています。

地元の住民が、コーヒーを注文していました。

噂の「トキ鉄カレー」540円が売られています。

私が買ったのは、手作りクッキーです。左は押したスタンプ。

 

感激したのは、駅舎の上の方にあった「また来てね」です。

これは、何でできているか、

分かりますか?

これです↓

左下を拡大した写真で分かると思いますが、

何と折り紙の鶴を大量に使ったものです。

これ、手間がかかるんですよね~。

 

二本木駅では21分停車ですが、多くの乗客は、10分で列車に戻りました。

私は駅舎の写真を撮っていると、車掌さんが「この客はマニアだな」と感じてくれたようで、

更に案内してもらえました。

駅前に、車輪が置いてあるのです。

そして、ポイントを切り替える転轍機です。

転轍機は、以前は動かせたのですが、安全を考えて固定されています。

多くの客には意味ないことでも、一部のマニアにとっては貴重な案内をしてくれるのは素晴らしい!

こういう「攻めの接客」は、見事だと感じました。

 

他の駅でも、見所満載の「雪月花」、

3回目も続きます。

 

1回目はこちら↓

https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12607790115.html