髪毛黒生駅リニューアル~銚子電鉄 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

銚子電鉄に、乗り鉄に出かけてきました。

観光客が激減したうえに、休校で高校生の利用がなくなり、経営が非常に厳しくなっています。

それなら、県内の移動となる銚子電鉄に乗りに行って、少しですが支援するのもいいなと思い、出かけることにしました。

 

【1】ネーミングライツ

銚子電鉄では、企業の名前を駅名に加えて呼ぶ命名権「ネーミングライツ」で、赤字を少しでも減らそうとしています。

「観音駅」なら、千葉市の不動産会社の名前をつけて「金太郎ホームかんのん」、

「西海鹿島(にしあしかじま)駅」なら、「ウェルネス8020こぬま歯科 にしあしかじま駅」といった具合です。

ところが、企業名をつけずに

「ありがとう外川駅」(不動産会社・早稲田ハウス)

「絶対にあきらめない銚子駅」(塗料開発製造の株式会社BAN-ZI)

といった駅もあります。

会社名をつけないけど、お金を払うというあ気持ちは、素敵だなあ。

その中で、「笠上黒生駅」が最も有名だと思います。

ネーミングライツで、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅」になったのです。

抜け毛対策、発毛促進のシャンプーなどを作る会社が名前を付けました。

 

 

 

【2】髪毛黒生駅の待合室がリニューアル

髪毛黒生駅、正式には笠上黒生駅は、棒線駅ではなく、上りと下りが待ち合わせできる駅です。

タブレット交換をするため、銚子電鉄では珍しく有人駅になっています。

この髪毛黒生駅では、上りホームの待合室の中が、リニューアルされました。

 

以前の「上りホーム駅舎」は、次のようなもの↓でしたから、

さほど変わっていないように見えますが・・・。(2016年8月撮影)

 

でも待合室の中は、リニューアルされていました。

壁が奇麗になっていて、ソファーも新しいものになりました。

電車の時刻表が、オシャレです。

手描きの方が、かえって美しく感じます。

反対側には、運賃や各種お知らせが貼られています。

昼間ですから、灯りは消えています。

夜になると、趣のある灯りがともるようです。

ソファーの横の壁には、タイルで絵が描かれています。

海岸の風景ですね。

時刻表の下には、色彩豊かなマークなどがあります。

この待合室は、千葉土建青年部が、2020年4月にリニューアルしたものです。

タイルアートには69人が加わったそうです。

地域の多くの人が、銚子電鉄を支えるのは、いいですねえ。

 

【3】髪毛黒生駅の構内

この駅の駅員さんは、別の駅舎にいます。

列車が来ると、駅員さんがタブレットを持って、運転士に渡しに来ます。

 

ホームには、丁寧に花が育てられています。

大赤字の路線なのに、ここまで丁寧に頑張っているのには、頭が下がります。

 

昭和60年のNHKドラマ「澪つくし」にちなんで走ったトロッコ車両が、構内で廃車になっています。

 

「しあわせ三像」の三、もホームにあります。

 

【3】乗車券

銚子電鉄の乗車は、1日乗車券700円を購入しました。

1日に何回でも、乗り降りできます。

各種特典があります。

犬吠駅の売店で、100円引きになります。

銚子電鉄に乗って700円を落とすために、成田からでも往復2340円もJRに使うのは、やや複雑です。

犬吠駅で、2000円以上払って、いろいろ買いましたが、その詳細は次回。

 

いろいろあって、更新がなかなかできる気分にはなりませんでした。

次はまた近いうちに。