私は鉄道ファンです。鉄道ファン自体は、そんなに珍しくはないでしょう。
でも、「車内販売が大好き」な点を始めとして、風変わりな分野に興味関心を持っています。
一言でいえば、かなりマニアックなのです。無茶な乗り方をするのです。
そこで今まで、どんな無茶な乗り鉄をしてきたかを、まとめることにしました。
【6位】1日で「やまびこ」14本
昨年2019年の3月で、JR東日本は大幅に車内販売を削減しました。
「やまびこ」の車内販売廃止は、ある程度覚悟していました。
ただ、「弁当・アイス・グッズの取り扱い打ち切り」には、驚きました。(6月末にはホットコーヒーも取りやめに)
車内販売の大幅削減の直前に、思いっきり利用しよう!と考えて、宇都宮~仙台の間で「やまびこ」を何往復もして、車内販売を利用しまくりました。
その結果、1日で「やまびこ14回」「はやぶさ1回」の合計15回の利用ができました。
この話は、こちら。
【5位】夜行バス2連続、長野&愛媛
夜行列車の座席で1夜を過ごすのは、若いころでも若干厳しかったのですが、50歳を過ぎた1年前に挑戦しました。
しなの鉄道「ろくもん」、JR四国の「伊予灘ものがたり」の両方に何としても乗りたかったのです。
しかし、乗れる日程は、12月23日24日しかなく、強引に両方乗ることにしました。
《1晩目》新大阪から松山まで。夜行バス7時間。(長野から新大阪は「特急しなの」と「のぞみ」利用)
松山でシャワー浴びることができたので、体力の回復ができました。
《2晩目》松山から東京まで。夜行バス12時間。これは大変でした。
疲れて熟睡したものの、体が痛くてたまらない状態でした。
この話は、こちら。
【4位】日帰りで「伊予灘ものがたり」4本
私の大好きなJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗りに行きました。
この日は、早朝6:20発の成田発・松山行きのLCCジェットスターを利用しました。
予定より12分も早く松山空港に到着したため、8:26発の大洲編に間に合ったのです。
何と1日4本全部の「伊予灘ものがたり」に乗れることになりました。
1本2時間×4本=約8時間も乗りまくって、その日のうちに再び成田空港に戻るという強行軍でした。
休みも取りにくいうえ、往復の航空運賃が14100円だから、文句言えるわけないですが。
この話は、こちら。
【3位】寝台4連泊
これは平成5年の話ですが、B寝台車に4日連続で乗車しました。
1日目「あさかぜ」で九州に入りました。
九州内では、当時発売されていた「グリーン豪遊券」という切符で、グリーン車と急行のB寝台車が乗り放題となりました。
2日目は急行「日南」、3日目は急行「かいもん」で、宿泊費を節約しました。
3日間、九州内を乗りまくったあとで、最後に東京行き「みずほ」で4泊目となりました。
昔から私は乗り鉄でしたが、こんなに乗りまくったのは、珍しかったのです。
当時は、行ったことのない場所を観光していたからです。
長崎に行けば、眼鏡橋やグラバー邸に行きますし、宮崎に行けば、青島を観光するのです。
でも、ここ10年は、主だった観光地にはすでに足を運んだため、観光なしの乗り鉄に走るようになりました。
この話は、こちら。
【2位】東京発・札幌滞在4分間で日帰り
第二位は、かなり無茶な乗り鉄。
東京から新幹線「はやぶさ」と「スーパー北斗」を乗り継いで札幌まで日帰りで行けるか調べたら、可能と分かりました。ただし、札幌滞在時間は、たった4分です。車内販売の利用が目的の乗り鉄ですから、バカみたいな乗り方を実施してみることにしました。
札幌付近で列車が遅れて、帰れなくなる危険もありましたが、運よく予定の列車で折り返せました。かかった時間は、15時間49分、乗った距離は2226.6kmです。買った車内販売は重複込みで14回、6230円でした。
この話は、こちら。
【1位】車外断食5日間
圧倒的な無茶は、《車外断食》でしょう。
車内販売以外の飲み物・食べ物は一切口にしないルールで5日間過ごしたのです。
場所は、当時は車内販売天国だった九州。
車内販売が大好きなら、車内販売だけで過ごすのは天国か・・・と思ったら、かなり過酷な状態になりました。
腹が減った時にワゴンが来た!でも、弁当が売り切れ。仕方なく、竹輪とドラヤキで空腹をしのぐ苦しみ。
汁物と温かい食べ物は車内販売で買えないため、ラーメン屋の前を通り過ぎるのが、何と辛かったことか。
車内販売で弁当を買えることの有難さを痛感したのでした。
何か、お笑いタレントの罰ゲームみたいで、何やってんだろうオレ、と感じたものでした。
5日間で41回利用。ほとんどが飲食で26120円。
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この「車外断食」は、2014年に5日間、2015年に3日間、共に九州で実施しました。
当時は「新幹線つばめ」「ソニック」「かもめ」で車内販売が実施されていました。ですから、1日中乗っていれば、1日中飲食できる環境でした。
しかし現在は、車内販売を取り巻く環境が大きく変わりました。
JR東日本では、弁当・アイス・ホットコーヒーの取り扱いを終了。
JR北海道では車内販売廃止。
JR九州と四国でも観光列車以外は車内販売打ち切り。
こんな時代では、車外断食なんて、無理です。
東海道新幹線は、乗り放題の割引切符は皆無と言えますから、無理です。
ん?待てよ?
山陽新幹線なら、車外断食できるぞ!
★弁当もコーヒーもアイスも販売している。
★運転本数も多く、1日に沢山乗車して買える。
★50歳以上なら乗り放題の「おとなびパス」が利用できる。
こんなわけで、「おとなびパス」が使える2月から3月上旬に、山陽新幹線に2~3日間、乗りまくって、車内販売を「これでもか」と利用する車外断食を、したいと思います。