踏切で自動車が立ち往生したら、踏切に設置している「非常ボタン」を押すように、鉄道会社は呼び掛けている。
また、ホームから乗客が線路に落ちた時にも、ホームの「非常ボタン」を押すように、PRしている。
とはいうものの、実際に押すとなると、躊躇してしまうかもしれない。
そこで、珍しい体験を行っていた。
非常ボタンを押す体験をしてもらう体験会だ。
不慣れなので、手ブレ等はご了承を。
こういう取り組み、良いなあ。
ひとりひとりの意識から変えていく安全対策と言える。
職員の人たちは、駅周辺で積極的にティッシュ配って、非常ボタンの体験を呼びかけていた。
普通、私のようなサラリーマン風のオヤジは、最もチラシやティッシュを受け取らない人種だと思うのだが、すれ違った4人の職員から全部ティッシュを差し出された。(2人目からは「先ほどいただきました」と言って辞退したが)
こういう体験の勧誘は、テンション高く、親切に、全員照れずに行うことが不可欠だが、今回は見事だったと思う。
そして、非常ボタンを押した人には、「京成パンダのミニタオル」と、京成電鉄の名前入りの「フリクションボールペン」をプレゼントされた。楽しい体験させてもらって、なおかつ景品までもらえるとは。
ここ数か月は、仕事の関係で週3日、京成線に乗って、結構運賃払ってるから、グッズを貰っても、バチは当たらないかな。
ちなみに、私も人の流れが切れた際に、2つとも押させてもらった。
やはり実際に押してみようと思ったもので。
押したときの動画がこちら↓。
安全対策は、こういう取り組みまでなされているとは、驚いたのと同時に、進んでいるなと感じた次第だ。