くろまつ号「アフタヌーンティー」と「車両」@京都丹後鉄道 | 車内販売でございます。

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京都丹後鉄道の「くろまつ」に乗車してきました。

「くろまつ」は、料理やスイーツが出る予約制の列車。

土曜日曜を中心に、1日4本の運転が基本となっています。

半年くらいで17:30、運転区間や出される料理は微修正されますが、私が乗った8月は、こうなっていました。

 

「スイーツコース」4800円、福知山10:10発

「ランチコース」10800円、天橋立12:48発

「アフタヌーンティーコース」3200円、西舞鶴15:30発

「サンセットコース」6400円、天橋立17:30発

 

私は4本のうち、1番目の「スイーツコース」、3番目の「アフタヌーンティーコース」の2本に、乗車してきました。

 

【1】落ち着いた車内

「くろまつ」は水戸岡デザインの1両編成。

豪華と言うより、食事をとりやすい機能性も重視した設計と感じます。

今回は、乗車した2本とも満席に近くて、車内を撮影しにくかったのです。

そこで次の座席の写真2枚は、2015年に乗った際の写真です。

2人用テーブルと4人用テーブルで、合計30席。

食事をするのに、さほどリクライニングは必要ないでしょう。

日よけは、水戸岡車両独自の細やかな造りになっています。

これは手入れが大変でしょうね。

 

アテンダントさんが何人も乗車していますから、飲み物などは席に座ったまま頼めます。

案外、車内設備は気づかないまま、終着駅に着くかもしれません。

カウンターの近くには、コーヒーを淹れる設備が置かれています。

 

先頭には、子ども運転席があります。

先頭の運転席の横から、前方が良く見えます。

由良川を渡る光景は、すごく迫力あります。

「あかまつ」では先頭が混雑しましたが、こちらではよく見えました。

グッズの展示スペースもあります。

 

【2】ホームページから申込

「くろまつ」は、京都丹後鉄道のホームページから申し込めます。

クレジットカードで料金を支払いました。

そして乗車券は、パソコンの画面を京都丹後鉄道の窓口に見せて、発行してもらいます。

郵送されるものは、ありません。

ホームページ申し込みは、結構ありがたいです。

4本の「くろまつ」のうち、何席埋まっているか表示されるのです。
30席のうち、空きが10席以下になったら急いで申し込もう!とか、4本のうち空いている列車があれば選んで乗ろう!といった対応ができます。

そして、「くろまつ」乗車の客には、1日乗り放題のフリー切符が700円で買えるのも嬉しいです。

 

【3】「アフタヌーンティー」

西舞鶴15:30発、天橋立15:32着の「アフタヌーンティーコース」に乗車しました。

3200円と手ごろな値段であること、夏休み中の土曜日であることが影響したようで、ほぼ満席の盛況ぶりでした。

ほぼ満席ですと、食べ物をテーブルに運ぶのが大変です。

そこで、乗車した時点で、テーブルに用意されていました。

 

紅茶は、あとで温かいのが届けられました。

メニューはこちら。

特に美味しかったのは、ビン入りの「マイヅルプリン」でした。

知る人ぞ知る名物のようです。

やや暑くなって、別料金でアイスコーヒーを頼みました。

車内販売の利用回数を稼ぐという本末転倒の動機もありました。

そして、お土産がこちら↓。

料金が3200円ですから、これが限度でしょう。

運賃640円、指定席料金が「あかまつ」と同じ540円とすると、料理が2020円になる計算です。

多くのアテンダントさんも乗務して、気軽に乗れる料金だと思います。

 

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私は「くろまつ」に、今まで2回乗車してきました。

その中でも、午前中の「スイーツコース」では、料理・接客など多くの内容で、非常に素晴らしかったです。特にアテンダントさんの姿勢は、全国的に見てもトップクラスと言えました。(午後の「アフタヌーンティーコース」では、期待しすぎたこともあり、普通の観光列車レベルでしたが。)

次回か近いうちに、「スイーツコース」の話をまとめます。