京都丹後鉄道は、京都府北部の天橋立周辺を走る第三セクターの鉄道だ。
今回は、京都丹後鉄道の観光列車、「あおまつ」に乗った話。
■青い車体■
「あおまつ号」は、乗車券だけで乗れる観光列車だ。
1両編成の気動車で、座席や内装は、あの水戸岡デザインとなっている。
走るのは、福知山~宮津~天橋立と、西舞鶴~宮津~天橋立だ。
京都・大阪から天橋立周辺への観光客が、乗りやすくなっている。
この日の朝の「あおまつ号」福知山行きは、後ろに「くろまつ号」を回送で連結していた。
食事を出すためにきれいに清掃した車両だから、混雑していても一般客を「くろまつ」に載せる訳にはいかないか。
■水戸岡風の内装■
水戸岡車両だけあって、地元の特産品を紹介する棚がある。
オシャレなソファーもある。
特別な料金がいらない車両だけあって、時間帯によっては立ち客が多くなるため、つり革もある。
飲食もできるようテーブルも設置されている。
空いているなら、観光客は快適に乗車できそうだ。
■販売カウンター■
「あおまつ」では、乗車券だけで乗れる1両編成の列車としては、珍しく車内販売がある。
このような販売カウンターで、飲み物やグッズを販売している。
(この写真だけは2014年9月撮影↑)
混雑していて撮りにくかったためだ。福知山駅で他の客が降りつつある時に撮ろうとしたら、乗務員さんから次の準備のためにすぐ降りるように指示があった。従ったため、撮れなかった。(これは仕方ない)
■コーヒーセット■
私は販売カウンターのすぐ前に、席を確保した。
そして、車内販売を利用した。
頼んだのは、ホットコーヒーだ。
丹鉄コーヒーには、5種類あるそうだ。
「天橋立ブレンド(フレンチブレンド)」
「与謝野ブレンド(グァテマラブレンド)」
「京丹後ブレンド(マンデリンブレンド)」
「舞鶴ブレンド(モカブレンド)」
「福知山ブレンド(ブラジルブレンド)」
この5種類の説明が「くろまつ号」にあったので、載せる↓
この日の「あおまつ」は、京丹後ブレンドだった。
後で乗った「くろまつ」は別のコーヒーで、飲み比べることができたが。
パウンドケーキは、コーヒーセットになるとのことで、一緒に頼んだ。
セットになって500円となる。
もともとホットコーヒー1杯380円なのだが、やや高めでも納得できる香りと応対だった。
■様々な販売品目■
カウンターには、コーヒーなど販売品が置かれている。
目立つようにしてはいるが、満席で立ち客もいる状態なのに、買ったのは私ひとりだけ。
多くは観光客でなく、土曜の午前に宮津から福知山方面に出かける地元の住民が大半だから、無理はないけど。
■観光案内■
観光列車なので、何か所か車窓の説明があった。
大江山と白い鳥居の説明があった。
■フリー切符を利用■
この日、京都丹後鉄道を乗りまくった。
「あおまつ号」「あかまつ号」そして、「くろまつ号」を2本。
特急「丹後リレー号」、そしてそれ以外の普通列車3本。
活用したのは、こちら↓
食事・軽食つきの「くろまつ号」に乗る客は、1日フリー切符が700円で購入できる。
福知山から天橋立だけで770円だから、帰りの片道切符の料金以下で、乗り放題となる便利な切符と言える。
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「あおまつ号」に乗ったのは、5年ぶりかな。
5年前も「あおまつ号」でコーヒー飲んだけど、その時のアテンダントさんは素敵な応対だった。
そして今回の「くろまつ号」に乗務していたけど、大幅にパワーアップして、凄腕アテンダントさんになっていた。
「くろまつ」「あかまつ」の話は、またの機会に。