東雲駅マルシェ@京都丹後鉄道 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

京都丹後鉄道の「くろまつ」は、食事やスイーツが魅力の観光列車です。
土曜休日を中心に、一日4本走っています。
その2本目が、《ランチコース》で、天橋立から西舞鶴まで約2時間かけて走ります。
その「くろまつ号」の《ランチコース》10800円では、途中の東雲(しののめ)駅に約30分停車します。
そして、ホームに降りることができます。
この東雲駅では何があるかというと、
『マルシェ』があるのです。
地元の特産物を中心に、販売される『マルシェ』が開かれるのです。
興味深かったので、行ってきました。
 
品物を駅舎に並べて、「くろまつ」とお客さんが来るのを待ちます。
到着すると、乗客の皆さんが降りてきて、記念の御土産を、無料サービスとてし、配布します。
その後、駅舎での大勢マルシェに押し寄せます。
最初はもっと混雑していましたが、「くろまつ」《ランチコース》利用者でない私が、他の客を押しのけて写真を撮る訳にもいかず、少し人の波が落ち着いた時点の写真です↑
 
販売しているものはと言うと、目立つところに置かれているのは「まいづる茶」。
品評会5連覇の品だそうです。玉露と煎茶が350円と、量を少なめにして買い求めやすくなっています。
黒米、梅干し、紅ショウガなどの農産品も小袋に入れて販売されています。
大きな袋で2000円だと、旅行先だと重くて買いにくくなる点をよく考慮しています。
工芸品も置かれている。
「さしこふきん」300円、指原莉乃とは関係ありません。
こういうのは、学生風の若い人が売るより、今回のマルシェのように歳を重ねたオバちゃんが売った方が、雰囲気出て良いなあ。
厳選珍味が4種類。
お酒のつまみに良い品です。試食したところ、美味しかったです。
 
 
私も2点、買いました。
一つは「たこわさかまぼこ」500円。
削りカマボコのワサビ風味です。試食させていただいたら、おいしかったもので。
これはお酒に合いますよ。
もう一つは、「ゆらがわクッキー」100円です。手作り感があって、美味しいです。
 
 
「くろまつ号」は、発車する時間になりました。
マルシェの人たちは4人で、手を振ったり、お辞儀をしたりして、お見送りをしてくれました。
買い物をした「くろまつ」の乗客の皆さんと、アテンダントさんは、手を振り返してくれました。
こういう光景、すごく素敵です。
今回、わたしは「くろまつ」を利用しましたが、《ランチコース》は利用せずに、他のコースを利用しました。
主な理由は《ランチコース》は10800円と高かったからですが、「マルシェ」という付加価値がついているのは考えていませんでした。次に乗るなら、《ランチコース》にしようっと!
得体のしれない鉄道マニアである私にも、親切丁寧に応対してくれたのは、感謝感激でした。
 
 
ちなみに、この東雲駅は、駅舎そのものは大きくありません。
ただし、トイレは2つ完備していて、「くろまつ」の客の中には、東雲駅のトイレを利用する人もいました。
この駅舎が、一時的に別の店に変わる「マルシェ」、観光列車を盛り上げるひとつの手法だと思います。
 
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体力消耗と仕事がハードなのに加えて、気分が乗らなくて、ブログの更新がなかなか進みません。
次はいつになりますか・・・。