「丹後の海」で車内販売が・・ | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

京都丹後鉄道では、食事がとれる観光列車「くろまつ」が運転されている。しかし、3月上旬までは、運転休止となっている。

この間、代わりに、宮津駅で売店「PINO」の営業、そして一部特急で車内販売を実施している。

前回まとめた、売店「PINO」の話はこちら
今回は、特急での車内販売の話となる。
 
【1】光り輝く「丹後の海」車両
 
「丹後の海」は、「くろまつ」等の観光列車と同じく水戸岡鋭二氏が、リニューアルした車両だ。
ただし、パッと見ただけで、光り輝いた美しい車両になっている。
今までの「タンゴディスカバリー」車両を、よくぞここまで改造したものだ。
今までの「タンゴディスカバリー」は、こちら↓。(2015年7月撮影)
 
【2】「丹後の海」の車内
「丹後の海」は、車内は快適な車内になっている。
座席はリクライニングシ―ト。テーブルは、前とヨコから出せる。ヨコのテーブルは小さいから、弁当を載せるのは厳しいかな。
先頭は、展望がきくものの、パノラマ席とまでは言えない。
木をうまく使った車両で、落ち着きがある。でも、手入れが大変だろうな。
基本は指定席1両、自由席1両の2両編成だ。繁忙期は2編成つなげて運転することもある。
座席の色は、赤と青がある。壁に描かれている絵は、水戸岡車両独特の絵だ。
斬新で、私にはイマイチ理解しにくいけど。
自由席の端には、フリースペースがある。
ソファーがあり、一度座りたくなる席だ。
帰りは激混みで立ち客多数のため、座り切れない人がずっと座っていた。
天井には、様々な模様が描かれている。
何のマークか、切符をチェックしに来た車掌に聞いたら速攻で「勉強不足で存じません」。往きは乗車率20%ほどだから、答えてもらえるかと思ったけどダメだった。
 
【3】車内販売を行う特急
3月日までの土曜休日で、次の特急で車内販売を実施すると発表された。
《追加》車内販売は2月25日までの土曜休日になった模様
「はしだて2」     10:11 宮津発・福知山着
「はしだて1」     10:49 福知山発・天橋立着
「たんごリレー4」  11:46 天橋立発・福知山着
「はしだて5」     13:53 福知山発・天橋立着
「はしだて6」     14:56 天橋立発・福知山着
「はしだて7」     16:50 福知山発・宮津着
私は、この日に他の地域にも乗り鉄に行くため、朝イチの「はしだて2号」を利用することにした。「はしだて号」そのものは、京都まで運転されるが、車内販売は京都丹後鉄道の福知山までとなる。福知山から「こうのとり」に乗り換えだ。
 
【4】大混雑
「はしだて2号」は、連休最終日の上りだけあって、指定席は売り切れ。ただ、普段は2両編成なのに、4両に増結されるとのこと。4両になれば、自由席2両、指定席2両になる。できる対策は取っているものの、大混雑だった。すでに立ち客多数の列車に、宮津から50人以上乗りこむ。
私は、乗ってすぐ車内販売を利用するため、車内販売のアテンダントと共に、最後尾4号車から乗ろうとした。ところが、ホームの除雪ができている4号車に乗客が殺到し、積み残しの危険が出てきた。やむなく4号車から乗った。
しばらくして、車内販売のお知らせの放送があった。
通路が混雑しても回ってくるんだなと納得。
し・か・し・・・・・来ない。
ワゴンでなくてカゴに入れて運んでくる形式のようだから、回れそうなのに、来ない。
では、出向こうかと思ったけど、3泊4日の旅行だから、荷物が多い。通路をかき分けたらヒンシュクを浴びそうだ。
止む無く、出向くのを断念。
福知山で「こうのとり」に乗り換える客が多く、一気に空いたが、ホームにも車内にも車内販売のカゴとアテンダントさんは無し。運が悪いや。
クッキーをPINOで買ってればよかったな。