西日本への乗り鉄、その大きな目的が京都丹後鉄道だ。
京都府北部の天橋立周辺を走る第三セクターのろせんだ。バス会社などを展開する会社「ウィラー」が、運営して、収支の改善を目指している。
京都丹後鉄道は、三種類の観光列車を運転している。
運賃だけで乗れる「あおまつ」、
指定席料金が必要な「あかまつ」
食事が楽しめる「くろまつ」の三種類だ。
(写真↑の左が「くろまつ」、右が「あおまつ」)
特に「くろまつ」には2回乗車したが、アテンダントさんの丁寧な応対は見事だった。
観光列車の宿命として、2年に1回くらい、車両を定期点検必要がある。多くの路線では、1月2月の観光客が少ない閑散期を選ぶ。JR四国の「伊予灘ものがたり」も、昨年の1月から2月上旬にかけて運転を休止し、リニューアルした。
「くろまつ」も、1月2月に運転を止めた。だって、宮津駅前は、こんな状態だ!雪に埋まっている。観光客は減るや。
普段、「くろまつ」に乗務しているアテンダントさん何人かは、仕事が無くなってしまっている。もちろん、車掌業務の一部など、他の仕事もあるが、比較的手が空いたこの時期に、2つ実施することにしたそうだ。
★特急はしだて内の車内販売
★宮津駅の売店PINO(ピノ)の開店
※共に土曜休日のみ
そこで、宮津駅の売店・PINOに行ってみた。
9:20着の特急で、宮津駅に到着した。開店は9:30だけど、すでに客がコーヒーを求めていた。
開店時刻前から応対していたから、「CLOSED」の看板を裏返して「WELCOME」にするのを、しばらく忘れていたくらいだ。
土曜休日のみ営業とはいえ、結構繁盛している。
試験的に営業して、反応が良ければ常設にすることもあるのかもしれない。
グッズやクッキー、サンドイッチ、コーヒー。
小さな期間限定の売店で、よくここまで揃えたと感じる。
私はミックスサンドイッチ280円、ウインナードック200円、コーヒー350円を頼んだ。
サンドイッチはやや高いと感じたが、ウインナードックは美味い。
コーヒーもなかなかイケる。アテンダントさんの応対が丁寧だから、余計に美味く感じる。
袋に入れてくれたが、待合室で食べることはできる。
列車の出発が近づくと、一気に人がホームに出ていく。
それなりの広さの待合室があるから、私もここでコーヒーとウインナードッグを食べた。
飲み物と食べ物のメニューがあった。
この他、グッズが販売されている。
カレンダーとクッキーもある。
クッキーは、「丹後の海」の車内販売で買うことにして、ここでは買わなかった。
3人のアテンダントさんの応対が素敵だったから、もう1品、ボールペンを買った。
「くろまつ」の柄が入ったミッキーの3色ボールペンだ。
書き味が良くて、使いやすい。
宮津駅は、京都タンゴ鉄道の西舞鶴方面と福知山方面の乗り換え駅だ。乗り換え駅で軽食が取れると、列車の利用者にとっても、待ち時間が苦にならない。
今後、常設の試験営業という位置づけもあるのかもしれない。民間企業の迅速さは、さすがだと思う。
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西日本の乗り鉄から帰ってきました。
体力が持たなくて、予定を一部キャンセルしましたが、2日目以降は頑張っているアテンダントさん(パーサー)が多くて、充実した乗り鉄ができました。まだ、1月の乗り鉄も、4本くらいまとめていない状態ですが、今後に更新します。