観光特急「花嫁のれん」に乗ってきました。
石川県の金沢から和倉温泉まで走る2両編成の列車です。
土曜日曜を中心に、1日4本運転されます。
【1】鮮やかな車体
赤と黒を基調に、金色をまぶした車両は、華やかさがあります。
花の文様が、美しく映えています。
中途半端でなく、突き抜けたデザインに、よくできたと感じます。
【2】1号車~グループ向けの席
1号車は、凝った個室風の席で、主に団体客が乗っています。
2人用・4人用に加えて3人用の席もあります。
24mm広角レンズでも、これ以上は撮れないんです。
2人用の席もあり、これなら多くの人が座りたいと思えるでしょう。
広々とした通路で、ゆったりした雰囲気です。
リクライニングはしませんが、1時間30分程度ですから、問題ないと思います。
通路は、庭園の中を歩くような雰囲気の柄になっています。
【3】2号車
個人客が多いのが、2号車です。
個室風にはなっていませんが、座席は1号車とほぼ同じです。
手前は、窓を向いた座席です。
海は見えないものの、1人で乗るときは、お勧めの席です。
窓を向いた席は、イベントの際に後ろを向きやすいように、回転できます。
ただし、リクライニングはできません。
1号車にも、ボックス席があります。
テーブルもありますので、食事をするのにも便利です。
【4】様々な設備
◆大きなモニター
モニターが設置されています。この日は観光案内に使われていました。
このモニターを撤去すれば、あと4席くらい設置できますが、席数を抑えて観光色を強くしたと思います。
◆スタンプとノート
2号車には、記念乗車証の押すスタンプが用意されています。
記念乗車証は、車掌が配布します。(4号でもらいましたが、往きの1号ではなぜかもらえませんでした)
◆伝統工芸品展示
車内販売のカウンター前に、伝統工芸品の展示がされている。
立派で、庶民には高嶺の花だろう。
◆金色の扉
洗面所から2号車の中に入る扉の写真が、こちら。
金色に輝いている。豪華な造りになっている。手で触るのも、怖い気がする。
車両については、こちらの以前の記事にも写真を多数掲載しています。
【5】ゆるきゃら「和倉温泉わくたまくん」登場
七尾市の和倉温泉のゆるきゃら「わくたまくん」がいる。
↓写真は和倉温泉駅。
「花嫁のれん」では、地元の市町や観光協会が交代で、観光PRをするために、列車に乗り込んできます。
この日は、七尾市でした。
普通のPRでは印象に残りにくいと考えたようで、ゆるきゃら「和倉温泉わくたまくん」で一点突破を狙ったようです。
この「和倉温泉わくたまくん」の着ぐるみが、途中の停車駅・羽咋駅が乗り込んできた。
下の方に、卵を抱えています。
子どもに人気です。そして案外女性客が、スマホで撮ろうと追いかけてきます。
2号車には歩いてきたものの、何しろラだが丸くて大きいのです。狭い通路だと通れません。
1号車には入っていくのが難しいのです。
可愛いだけでなく、独特のキャラを持つと、愛されるポイントになりますから、丸くて通れないというのも、一興でしょう。
この日は2号3号のみ七尾市のPRをするとHPには書かれていたが、1号でも乗り込んでくれて、ラッキーだった。
大幅に向上した「おもてなし」と、車内販売に関しては、こちら。