青森県の弘前を走る弘南鉄道に乗った。
車内販売では、非常に珍しい「もやし」を購入した。(この話はこちら)
乗車してみたら、他にも結構珍しいものが見られた。今回は弘南鉄道で見た珍しいものの話。
【1】つり革が赤い
弘南鉄道のつり革は、赤く塗られている。
緑の葉っぱと共に、りんごをイメージしているようだ。
そして、1つだけハートの形をしていた。とても可愛い。
このハート形つり革は、目立つんだよね。
こういう「りんご」が、木から実っている車両だ。
新しくはない車両だが、素敵な雰囲気に感じる。
他の会社でもハート形のつり革がある。こちら
【2】つり革の裏に・・・
私が「おおっ!」と感じたのは、つり革の裏側だ。
書いてある文字はというと・・・
水色の文字で「東急百貨店」、赤い文字で「東急食堂 東急本店8階」とある。
うわっ、東急じゃん。
この車両は、昭和から平成に変わる頃、東急からやってきた車両だ。
30年の時を超えて、「東急百貨店」のつり革が残っているとは!!
(鉄道に興味が無い方にとっては、「だから何?」と言いたくなるのは十分理解しているけど)
【3】寺山修司列車
3月1日から7日までの期間限定で、寺山修司の短歌と俳句が貼られている。
青森出身の歌人の寺山修司の短歌・俳句が、列車の窓に貼られている。
パソコンできれいな文字にするのも訳は無いのだが、墨で書かれている。
まあ昭和10年生まれで作風を考えると、寺山修司の短歌をカラフルにパソコンで仕上げては、無理がでる。
毛筆で書いた方が雰囲気出るだろう。
この張り出された作品を夜に見たら、どういう雰囲気になっているかなあ。
【4】電気機関車
電気機関車ED333が大鰐駅に置かれていた。
主に除雪用に活躍しているそうだ。
ずいぶん古そうだと思って、調べたら、何と1923年に作られたそうだ。
もうすぐ100年経つのに現役なのぉ、ビックリ!