今回は、「コーヒーセット」の話。
JR東日本の新幹線、在来線特急の多くの車内販売には、コーヒーセットがある。
「ホットコーヒー」と「パウンドケーキ」をセットで買うと、50円ほど安くなる仕組みだ。
2018年12月に「大人の休日倶楽部パス」を利用して、乗り鉄をした。
この時は、JR東日本の各路線で、同じコーヒーセットになっていた。
ひとつは「りんごのパウンドケーキ」だ。
りんごの果肉が入ったパウンドケーキ。
私はコーヒーとセットで買った。
パウンドケーキ230円とホットコーヒー320円で、合計550円のところを、
セットで50円引き。500円で買える。
たった50円だけど、気分的な満足感がある。
肝心な味はというと、なかなかの味だ。今までのセットより美味しい。
リンゴの風味が口の中に広がる。
パウンドケーキだけ食べると、口の中の水分が少なくなるが、コーヒーと一緒なら問題ない。
もうひとつは「塩キャラメルのパウンドケーキ」だ。
偶然かもしれないが、私が買ったら、パウンドケーキをカットする棒をつけてくれた。
あまり柔らかくはないパウンドケーキだから、和菓子のように切って食べるのが一般的なのかもしれない。
注目は、塩キャラメルの食感だ。
食べると、塩キャラメルの粒だけ硬いので、食感がある。
リンゴより20円高いけど、私は塩キャラメルの方が好きだ。
年末に普通列車グリーン車に乗っていたら、「塩キャラメルのパウンドケーキ」がカゴに載っていた。
普通列車グリーン車でも、売っているではないか!
普通列車グリーン車のアテンダントさんが、車内販売で使用するカゴは、小さいスペースに多くの品を詰め込むため、せんべい等は割れやすい。箱に入ったパウンドケーキなら、その点は問題ない。
チューハイと柿ピーを買って、同じテーブルに乗るというのも、何か新鮮だ。
JR東日本で車内販売を担当している「NRE(日本レストランエンタプライズ)」は、他社が車内販売を縮小するなかで、何とか工夫して存続させようという熱意が見られる。このように、セットの組み合わせを変えるような取り組みは、素敵だと思う。
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《参考》昔のコーヒーセット
■ワッフル■
定番となっているワッフルとコーヒーのセットが販売されていた。
普通列車グリーン車でも売られていたから、新鮮味はなかった。
■青天のショコラ■
青森のおコメ「青天の霹靂(へきれき)」の米粉を使用した焼き菓子だ。
青森のおコメの販売促進を兼ねているように思えた。
こちらのコーヒーセットは480円だった。
■チョコのパウンドケーキ■
チョコレート味のパウンドケーキだ。
以前より美味しくなったが、私のような「ヘビーユーザー」は、毎回買ったため、飽きてしまった。
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忙しくて、「伊予灘ものがたり」などの観光列車の記事は、なかなか書けません。
「伊予灘ものかだり」や「ろくもん」等、今まで何回も書いている観光列車の記事は、中身の重複をチェックする時間と、「こんなにすごいんだぞ!」と伝えようとする気合が、欠かせないもので・・・。忙しいと、なかなか書けないのです。