中央線の特急に、すでに新型車両が導入されている。
私も2回、新型車両の「あずさ」「かいじ」に乗車した。
今回は、この新型車両・E353系の話。
【1】速そうな車体
富士急行に乗り鉄に出かけた帰りに、大月駅でE353を撮影した。
車体の横は白いが、先頭は黒で、一部は薄い紫になっている。
これは速そうに見える。最速の「スーパーあずさ14号」だと、松本~新宿が時速93kmだ。
成田エクスプレスと、なんとなく似てる↓
【2】かなり快適、普通車
普通車の座席は、かなり快適な座席と言える。
座りやすい座席と感じる。
リクライニングの角度は、写真の通り↓。
座席の上には、ランプが設置されている↓。
来年(2019年)春には、新型車両に統一される。そして、「ひたち」や「ときわ」のように、全車指定席となり、指定券を販売した座席はランプが点灯されると発表された。
普通車でも、窓際・通路際の両方で、コンセントが使える。
充電のケーブルが短かったので、飲み物を置く場所に、携帯電話を置く。
「枕」は、上下に動かせる可動式だ。
大きく動かせるので、からだの大きさに合わせられるのは有難い。
まもなく引退するE257系「あずさ」の座席は、こちら↓
コンセントはなく、座り心地もやや劣ると感じる。
荷物置き場もあるぞ。スーツケースも置ける。
新宿からの「かいじ」「あずさ」で富士急行線に乗り換えるのは、外国人が多いから、これは役に立ちそうだ。
来年2019年3月のダイヤ改正で、新宿発「かいじ」12両のうちの3両が、大月で分割して、河口湖まで直通運転するそうだ。
この荷物置き場に、荷物を置いたまま河口湖まで直通なら、乗り放題パスを持った外国人には便利だろう。(列車名は何かな)
【3】グリーン車
2回目の乗車では、グリーン車に乗車した。
100km以内なら、普通車指定席より約500円増しで、乗ることができる。
(来年春の全車指定席化からは変わるけど)
グリーン車の座り心地は、というと・・・・
快適だけど、普通車との差は少ない。
普通車がレベルアップしたため、グリーン車と普通車の差が少ししかなくなった。
座席は、更にゆったりしている。
熟睡するのなら、お勧めかな。
テーブルは、手前に引き出すことができる。(写真↓の右側は、引き出してない状態)
シートピッチが広くなると、テーブルとの距離が離れるが、これなら問題はない。
電源のコンセントも、普通車と同様にある。
フットレストが、何か中途半端に感じる。
普通車の座席がレベルアップしたため、グリーン車との差は縮まった。
グリーン車に乗るのは、余分な出費かなとも思えた。
でも、グリーン車全体で、3人しか乗客がいなかったから、落ち着いた空間だった。
座席だけならグリーン料金は払いにくいが、結果的に静かな空間だったのは、ありがたかった。
【4】車内販売
大月から新宿までの「かいじ」では、車内販売のワゴンがやってきた。
富士急行では、「吉田のうどん」や「クッキー」などを食べてきたので、弁当は食べられない。
そこで、信玄餅アイスにした。
中央線では、定番のアイスだ。
実際に小さいモチも入っていて、舌触りが良い。
主なメニューは、こちら。
「桔梗信玄餅どらいす」のセット↑なんてあるんだ。
こちらにすれば良かったかな。
「あずさ」「かいじ」に新型車両が導入されたわけだから、
次は「スーパービュー踊り子」になるようだ。
現在の車両が使われなくなるのも、あと少し。
今のうちに乗ろう。