車内販売で特によく売れる品物は、間違いなく「コーヒー」と言えます。
だんだん寒くなると、暖房が効いている車内でも、温かいコーヒーが飲みたくなるものです。
販売する側にとっても、売れないと、せっかくポットに用意したコーヒーが無駄になるものの、売れれば利幅が大きい商品と言えます。
【1】コーヒーの頼み方&飲み方
私がコーヒーを車内販売で買う時は、こんな利用の仕方をします。
(1)ミルクを2個もらう
コーヒーは320円前後だから、そんなに安いわけではありません。そこで、1杯で変化を持たせて味わい、満足度を高めるというセコイことをしています。そのためには、「すみません、ミルク2個いただけますか?」と言って、ミルクを2個もらうことがあります。
ミルクと砂糖を1個ずつ入れて、普通に3分の1くらい飲みます。
そして、少し減ったコーヒーに、もう1個ミルクを入れます。もともとミルクを多めに入れて飲むのが好きですから、ミルクの割合が一気に増えると美味しくなった感じがします。
(2)半分は冷まして飲む
3分の1くらいしか残っていない量の少ないコーヒーは、10分もすれば、体温より低くなります。
(コーヒーの冷め方について実験した記事は、こちら。)
冷めたコーヒーは嫌いではありません。冷めれば、味わいも変わりますから、冷ましてから、残りを飲みます。コーヒー通の方から見れば、邪道な飲み方でしょうが・・・。
(3)1回目の巡回で頼む
たとえば「はやぶさ」に東京から新青森まで長時間乗る場合でも、1回目に来た車内販売で、コーヒーはなるべく頼むようにしています。なぜかと言うと・・・
★コーヒーが冷たくなっても、冷めたコーヒーも好きで問題ないから
★2度目に来るのが相当時間がかかるかもしれないから
★コーヒーを頼めば、販売員の実力がほぼ分かるから。
余裕のある販売員なら、「途中駅で弁当の積み込み」を聞いても正確な答えが返ってくるし、次に来た時にも必ず買おうと決められます。
(4)なるべくセットで買う
やはり、セットで買うと割安です。
写真は「はやぶさ」で買った晴天のフィナンシェ。
【2】4色のミルク
JR東日本の列車で、車内販売を担当しているのが、日本レストランエンタプライズ、略称NREです。私はここ数年、NREの車内販売を800回以上利用していて、大変お世話になっています。
このNREからコーヒーを買うと、ついてくるミルクは「スジャータ」のミルクです。
上の写真のミルクは、「白」ですが、別の色もあります。
こちらは、「黄色」です。
過去に撮った写真をチェックすると、「赤」のミルクありました。
さらに、「緑」のミルクもあります。もちろん、中身のミルクは全部白ですが。
JR東海の「ひかり」で、この5月に朝のコーヒーセットを買った時も、スジャータのミルクでした。この時の色は、赤でした。
JR東海「のぞみ」に2015年9月に乗った時は、黄色のミルクでした。
ここで皆さんに、質問です。
「スジャータ」のミルクが、白・緑・黄・赤と4色あるのは、なぜでしょうか?
実は、どのくらい知られているのか、興味あるもので、ご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントしていただければ幸いです。
10月10日(火)の深夜に答を書きます。コメント(回答)があれば、承認して同時に公開します。
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翌日10月11日になりましたので、解答・解説をします。
『ミルクの賞味期限』です。
小さいミルクに、賞味期限(あるいは製造年月日)の印字は、しにくい面があります。
そこで、一定期間でミルクの色を変えるのです。「白」のミルクを使用していて、何週間かしたら次は「黄色」のミルクがNREに届きます。その後、何週間かしたら「赤」になりますが、その時には直前の「黄色」は少し残っていても、さらに前の「白」は完全になくなっています。
そもそも、車内販売ではコーヒーは売れ筋商品ですから、コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ)はどんどん出て行きます。更に、3か月程度は日持ちしますから、変質したミルクが客の手に渡ることはまず考えられません。しかし、1個だけ古いのがあっても、色で目立つようになっているのです。
コメントいただいた方、ありがとうございました。
落ち込むことがあり、昨夜、やけ酒飲んでも気分が晴れません。
しばらく(1週間か10日くらい?)、更新を停止します。すみません。