たまには観光!《十和田湖》 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

私は、車内販売のマニアだから、非常にマニアックな乗り鉄である。

1日中列車に乗って、何度も車内販売を利用していればシアワセなのだ。

でも今回は、珍しく、本格的に観光をした話。

 

【1】観光はしない!?

以前は、乗り鉄をしながらも、当然のことながら観光をしていた。

たとえば北海道東部なら、納沙布岬、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖、釧路湿原、網走刑務所、硫黄山、襟裳岬には行った。(知床には、2日かけないと厳しいので行ってない)

全国的に交通便利な観光地の多くには出かけてしまい、更に観光したいという想いは、低下していった。そんな中で車内販売の魅力に目覚めたため、「ほとんど観光しないで、乗って車内販売だけ」という乗り鉄をするスタイルに変わっていった。

最も極端だったのが、4月に東京から日帰りで札幌まで往復した旅行だった。札幌滞在たった4分で、観光を全くしなかった。↓

「大人の休日倶楽部パス(東日本用)」を、この6~7月に2枚購入して、JR東日本管内を8日間乗りまくることにした。とはいえ、年間20日近くJR東日本管内を乗りまくっていると、ぜひ乗りたい列車はもう無い状態になった。

そこで、次善の策として、じゃあ観光でもしようか、ということになった。(本末転倒な言い方だけど・・・)

行くことにしたのは「十和田湖」だ。

JRからバスで往復4~5時間、往復5000円かかるから、今までは行きにくかったのだ。7月4日は全国的に大雨だが、青森・秋田周辺だけは大丈夫のようで、これは丁度良い。

 

【2】「こまち1号」の席をゲット

指定券を取ったのは、前日だった。八戸に行くのに、「はやぶさ1号」は、3人掛けの真ん中B席が若干空いている「満席寸前」の状態だった。うわっ!と悲鳴を上げながらも、念のため指定券券売機で調べたら、盛岡まで併結する「こまち1号」なら、窓際席も空席が目立っていた。

当日の朝、上野駅で新幹線改札に向かうと、低いホームに「スーパービュー踊り子」と「カシオペア」が並んでいた。

 

【3】こまち1号で弁当を買う

「こまち1号」の車内販売で、30品目バランス弁当900円を買う。

アイスコーヒーのセットも買う。

なお、盛岡から八戸の33分は立つ覚悟だったが、通路側のD席に座れた。ラッキー!

 

【4】JRバス

新幹線を八戸で降りると、改札を出てすぐの売店「NewDays」で、バスの2日乗車券を買う。

途中で、乗り降りする客は若干あったけど、乗客は10~15人程度。空席が多く、ゆったりと座ることができた。

 

【5】奥入瀬散策

「雲井の流れ」バス停で降りて、1時間半ほどかけて「子ノ口」まで散策する。

川のすぐ側に歩く道があって、気分よく歩けた。

バス停から3歩進むと、川に足を踏み入れることになる。雨でも、バスの車内から、景色をそこそこ楽しめそうだ。

水しぶきをあげている場所もある↓。30分座っていても、飽きないや。

いや~来て良かった。小さな滝は、緑が生い茂った季節では、良い写真は撮れなかった。

 

【6】十和田湖観光船

子ノ口(ねのくち)から休屋まで1400円払って、観光船に乗った。団体客と時間がずれて、空いていて快適だった。

気分良くてウトウトしてしまった50分だった。

船からも「乙女の像」が見える。休屋から15分歩けば着くけど。

 

【7】休屋を散歩

船が着いた休屋を、バスが発車するまで散歩した。

船やバスが発着するのは青森県だが、3分歩くと秋田県に入る。写真は、青森県と秋田県の県境になっている川だ、

ちなみに、秋田県でポケモンGOをしても、捕まえたモンスターは「青森県十和田市」と表示される。

 

【8】H5系&W5系???

十和田湖(休屋)から、青森行と八戸行のバスが発車する。

この2本は、鉄道マニアには、たまらない塗装になっている。

北海道新幹線と東北新幹線の車両の色をしているのである。

はやぶさ色のバス、乗れて良かった。

 

【9】帰り道

楽しい1日だったけど、かなり金を使ってしまった。

帰りも車内販売で弁当!と言いたいところだけど、節約のために八戸駅の駅そばを食べた。

揚げ玉、油揚げ、玉子が入っていて、美味しいっ。

帰りも、「はやぶさ」は混んでいたけど、「こまち」は窓際も空いていたから、盛岡から「こまち」に乗って帰るのだった。

帰りは、タカラ缶チューハイを飲んだ。久々に変わったものを飲んだけど、なんか口に合わない。一番美味しいと感じるのは、小田急ロマンスカーのレモンサワーだ。

 

【10】感じたこと

東京周辺から日帰りで、十和田湖を観光するのでも、かなりの強行軍と言える。でも日帰りでも一通り観光できるから、一般市民にも、「こういうのアリかもね」と理解してもらえる範囲だと思える。

普段は無茶苦茶な乗り方をしているから、たまには観光もアリだな。