2月上旬に、近鉄特急に乗り鉄に出かけた。。
「青の交響曲」の初乗車もしたが、何といっても外せないのは「しまかぜ」だ。接客も素晴らしく、ぜひ乗りたくなる。そこで2月5日に「しまかぜ」に乗ってきた。
【1】2階建てのカフェ
「しまかぜ」のカフェは、予約なしで注文できる。ボリュームある食事、ケーキ、コーヒーなど一通りの種類がそろっている。
上の写真は、カフェの2階席。明るい雰囲気だ。海の方を向いていて、見晴らしが良い。(海が見える区間は一部だけだが)
こちらは1階席。遠くの景色は見えにくいが、落ち着いた席だ。
人気のカフェなので、行列ができる時間帯がある。全車指定席で、指定された座席が圧倒的に豪華だから、長時間粘る客は、ほとんど見かけない。
【2】しまかぜ弁当
本来はカフェを利用したいが、「しまかぜ」が名古屋を発車してしばらくは混雑していた。グループ客で混雑している中、ひとり客が座るのは落ち着かない。
そこで、半分以上の客は伊勢市と宇治山田で降りるから、その後に空いたカフェを利用する戦術をとった。
東京からの新幹線で、朝のサンドイッチセットの量が半減したため、ワゴン販売で弁当を食べることにした。「しまかぜ弁当」だ。
様々な食材が入っていて、目て見ているだけで楽しい。実際、食べても美味しいものばかりだった。これで1240円なら、高くないや。
一緒に地ビール500円も購入した。地ビール飲みながら、綺麗な車窓を眺めるのは、すごく気分良い。
【3】ケーキセット
「しまかぜ」が宇治山田駅に着いた。ここまでで乗客の半分以上が降りて行った。いよいよカフェに出陣だ。
予想通り、カフェは空いていた。私がカフェに着いた時、ちょうど1階席のグループがお会計していて戻るところだったから、空いた1階席に座った。
注文したのは、これ! 「ケーキセット」1000円だ。
いちごが載った「ガトー・フレーズ」が目に飛び込んできた。これに決めた!
ケーキは5種類あったが、迷わず決めた。実際に美味だった。(^^♪
コーヒーに加えて、小さいクッキーのようなもの2つもついていた。
1000円で、1階席を貸し切り状態にして楽しめるなんて、サイコー!!
ちなみに、JR四国の「伊予灘ものがたり」で、ケーキセット1000円を何度も頼んできたため、観光列車のケーキセットは1000円が適正価格と言う感覚になっていた。「青の交響曲」のケーキセット1100円は、やや高いと感じた(ケーキが美味しかったから問題なかったけど)。
観光列車「つどい」に乗ってから、京都行の「しまかぜ」に乗車した。
【4】アイスクリーム
帰りは鳥羽から「しまかぜ」に乗車した。帰りも、空いたころに、カフェ車両に行くことにした。その前に、ワゴン販売が回ってきた。
そこで、バニラアイスクリーム400円を買った。新幹線で売られているスジャータ「スゴクカタイアイス」よりは、柔らかい。
【5】松阪牛カレー
今回、ぜひとも食べたかったのが「松阪牛カレー」1340円だ。
松阪牛も入っているカレーだが、肉入りのカレールーも美味いが、お米も結構いける。
伊勢海老風味噌汁260円も、一緒に頼んだ。
伊勢海老の香りが本当に入っていて、美味しい。カレーに味噌汁は、合うか不安だったが、牛めし松屋で慣れている庶民だから、抵抗はなかった。
【6】これで3種類制覇
ボリュームある食事は、3種類あるから、これで全制覇となった。
「うな重」1700円 国産でこの値段は安い!うな重を食べた話はこちら↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12073326548.html
「海の幸ピラフ」1340円↓ 見た目が鮮やかなピラフだ。
【7】お土産~いちごのお酒
アテンダントさんは、いちごのお酒を何度も放送で宣伝していた。
前回は、アテンダントさんたちの超ファインプレーが何度も炸裂して感激しっぱなしだった。今回は超ファインプレーこそ無かったものの、丁寧な接客ばかりで、気分の良い時間を過ごすことができた。お礼の意味を込めて、いちごのお酒550円を買うことにした。
写真は、京都駅前のホテルで寝る前に飲んだ様子。プラスチックのではあるがグラスもついていた。
【8】感じたこと
「日本で唯一の食堂車」と言うこともできる「しまかぜ」のカフェ車両なのだが、予想外に空いていた。指定券は、私が乗った日曜日に限らず連日ほぼ満席で、多くの人が乗車している。しかし、その割にはカフェの利用が少ない。何度か偵察に足を運んだが、満席にはなっていなかった。
割高な特急料金を払って伊勢志摩に行こうとする客だから、現地の豪華な料理を楽しむのは当然だ。高級な松阪牛が入ったカレー1340円よりも、凄い料理を食べる客も多いのだろうか。
カフェ車両は独立採算制ではないとは思うが、人件費が結構かかるだけに、利用客が少ないとメニューの縮小もあり得るかもしれない。
「食堂車」という存在は、ひとつの文化と言っても過言でないと思う。混雑するのは一人の利用者とすれば残念な面もあるが、もっと人気が出てほしいと思う。
【参考】しまかぜメニュー