観光快速「リゾートしらかみ3号」に乗ってきた。
今回は、4晩の睡眠時間が合計13時間でヘトヘトなので、内容をまとめ易い五能線・千畳敷駅の下車観光の話にする。
現在、「リゾートしらかみ」は6本運転されているが、そのうち2号3号4号だけ、途中の千畳敷(せんじょうじき)駅に15分間停車する。その停車時間の間に、駅前に広がる千畳敷海岸を歩くことができる。
青森県の日本海側に広がる千畳敷海岸は結構広いから、いくら駅から1分で海岸に歩けるといっても、行けるのは駅前の海岸だけになる。
千畳敷は、江戸時代の地震で、海底が隆起して地表に現れたと言われている。土ではなく、凸凹した石の海岸だ。
今回で「リゾートしらかみ」に乗るのは3回目なのだが、千畳敷駅での下車観光は初めてだ。
海岸に 一番乗りしたかったが、私の車両は先頭1号車。後(東能代寄り)の車両が出入口の近くになるので遅れてしまった。
海岸と駅の間には、交通量が結構多い道があり、気をつけないと危ない。
すぐ石碑があり、多くの客は石碑をながめていたから、私は追い抜いて、走らなかったものの海岸に一番乗りした。
歩いて行ける一番先から、駅を撮る↑。海岸からすぐ近くに駅があり、「リゾートしらかみ」が停車しているのが分かる。
写真↑の中央には、大きな岩がある。その岩の上には、鳥たちが休んでいる。ウミネコのようだ。
海の水に触れてみた。冷たいかと思ったが、夏だからかなり温かく感じた。
発車3分前に、列車から大きな汽笛が鳴る。もうすぐ発車するから戻ってよという合図だ。
今の季節は良いが、寒くて風が強い冬だったら、15分いるのは難しいだろう。
「リゾートしらかみ」は、約5時間と長時間の乗車になる。途中で一度降りる下車観光があると、インパクトがあって良いと思う。能代駅のフリースロー体験に加えて、行程のほぼ真ん中に千畳敷の観光は、うってつけだろう。